横浜GSFC U-15

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2023年 05月 13日

2023 クラブユースサッカー選手権 神奈川県大会

久々の投稿となってしまいました。。

昨年末より引き継いで、第一の目標として掲げていたクラブユース。
あっという間でしたね、ここまで。

チームとして個人として、課題を与えて取り組んでもらい
2歩進んで1歩下がる、を繰り返し。

それはどの学年でもそうなのですが
その歩みが速かろうと遅かろうと
進んでいることが大事で。

そういう意味では十分に成長は見られた期間ではありました。

と、同時にまだまだこれからだな、と感じる期間でもありました。

チームとしても個としても、確実に完成はしていなくて
だからこそ今の力を素直に試せる機会にもなりました。


一昨年は2回戦で後に全国大会に駒を進めたSCHと対戦。
力差のある相手に対して、勝負に徹した守備的な戦術を行いました。
先制するも残りの10分で2失点し、歓喜の瞬間はわずか10分で手のひらから零れ落ちた。

選手たちがそのような戦い方を臨んだとは言え
あの日の彼らのプレーは後の成長につながるのか?
彼らにとって間違いなく自信になった試合で、その後の成長も観ることはできた。
でも真っ向勝負した方がより成長を望めたのではないか?
自問自答を続けるも答えは出ない。

ただ、今年の3年生は戦いに臨むにあたって迷いはなかった。
彼らが真っ向勝負でどのくらいやれるのか。
そこを選手自らで感じる必要があると強く感じていたから。

小細工なく、自分たちのいつも通りの力を試そう。
と、2試合とも送り出しました。


1回戦のむげんJY戦。
季節を間違えたような暑い日となり、相当に厳しい試合になりました。

これまでのリーグ戦でも最初の1点が入らず苦しんできた彼らですが、レオの中盤での落ち着いたボールキープからのしかけ、それに合わせたユズのウェーブの動き。
コースも強さもピッタリのスルーパスがレオから放たれて、1vs1を落ち着いて制したユズのプレーがこの試合を楽にしてくれました。

速いプレーが持ち味なだけにプレースピードの落とし方を知らなかったレオ、オンザボールが強いだけにオフザボールに課題を抱えていたユズ。
練習で取り組んできたことがしっかりと出て、2人の成長が見られた素晴らしいゴールでした。

そこからは一進一退。
暑さも相まってオープンな試合となりましたが、ハルミチとゲンキの運動量と対人の強さに助けられました。

中盤で常に2人を相手にしていたハルミチ。
後半はCBがトップ下まで出ていくことを確認することで戦いやすくもなりましたが、正に縁の下の力持ち的な存在で今や一番といっていいほどチームに欠かせない存在になりました。

元々対人守備に強いゲンキですが、この日は相手エースの10番に何もさせず。
試合が終わるまでずっとチームを鼓舞し続けてもくれました。

シュート性のボールはほとんど飛んでこなかったヒカリでしたが、ビルドアップ面でも判断を間違えず安定していました。


2回戦は3部リーグで負けなしのレオヴィスタ厚木。

前半ほぼ攻め続けてたものの決定機をモノに出来ず、、するとやはり苦しい展開に。
さらに前半終了間際に失点をしてしまったことでベンチも動かざるを得ない状況になりました。

相手の狙いが前半はハッキリしていたので慣れてからは危なげなく。
ただ、守備面でも攻撃面でも認知と判断が全体的に欠けていた試合でした。

守備はマークの相手しか認識できず、味方と全体を見て守備をしていないシーンが多くコミュニケーションも不足していて試合開始から不安がありました。

攻撃面ではサイドで勝てることを理解してからシリュウとユズトにボールを集めていきましたが、中盤の選手たちがそこを徹底できなかった印象です。
前半はトップ下がフリーになれず、ずっと力を抜いて楽にプレー出来ていた選手も相手のレベルも上がって焦りが出ていたように思います。
ともに緊張感がそうさせてしまっていると思いますが、これが本番のプレッシャーであると理解することが大事で、練習でやって出来ていたことが本番では出来なくなる。

本番に臨むにあたり、試合の最高の展開と最悪な展開を想像してきて
と前日に伝えましたが、そういう準備ももちろん大事。

それと同時に、日ごろの練習をどのように取り組んでいるか。
練習だからミスしてもいい?
そうなのかな。

練習だって試合だってミスしてもいい。
でも試合のための練習なのは間違いなくて。

試合を練習と同じようにやるのか
練習を試合と同じようにやるのか

どちらにしろ、成長のための機会であって欲しい。


不安定な守備の改善と点を取りにいかなければいけない状況を打破するために、ハーフタイムで相手に厳しくプレーするゴータムとトップ下でゴールを演出できるリクを投入しました。
しかし、相手が戦い方を変えてきた(ダイレクトな戦いからポゼッション主体の地上戦へ)こともありましたが、良さを出すところまでは出来ませんでした。

そして後半の2失点目で気持ちが切れてしまったかな。
このクラブユースではレオとゲンキが精神面ではずっとひっぱってくれていて、2人は0-4になった最後まで、1点返すぞ!と声を挙げてくれていました。
が、チームとしては正直思った以上に精神的な脆さを感じました。

1年の頃からほとんどの試合で勝ってきた学年だからこそ、こういう経験は初めてだったんだろうと。
試合になると意外と大人しいのは分かっていましたが、逆境を乗り越える経験がこれまで少なかったのだろうと思いました。
これも練習をどう捉えているのかにもつながっている気はしますが。

そういう意味でも3年生全員がこのクラブユースという舞台を経験できたことはチームとしても個としても良かったと考えています。
苦い軽々だったかもしれない。
でも経験しないと分からないこともあるから。

ありきたりだけど、この経験を必ず次につなげて欲しい。
必ず来る、この試合のような日が。
必ず。


最後に2年生。

出場したダイキとユウト(守)。
特に1試合目では苦しい時間帯で間違いなくふたりが流れを変えてくれてチームを助けてくれた。

ダイキはフィジカルと技術で個での力は十分に通用する。
だけに、ボールを持っていない時のプレーの質を今のうちに高めて欲しい。
フィジカルと技術は上のレベルではみんな同じくらいになってくる。
だから差が出るのはオフザボールの部分。

ユウト(守)は想像していた以上に良さが出ていて。
相手の位置を確認してボールを受けたり、判断してボールを扱うことがとても上手く出来ていた。
個の強さやスピードは通用しない部分が多かったと思うけど、だからこそ認知と判断の質をとにかく今は高めること。
ダイキの場合とは逆に、フィジカルと技術は必ず後で追いつくから。
ライバルが活躍してきてそれを今、痛感しているでしょう?

マサ、ミナト、ユウシュン、カズキ。
出場させてあげられず申し訳ない。

ただ、この舞台を近くで見て感じて欲しかった。

この緊張感を肌で感じられたことを
悔しさももちろんあると思いますが
1年後の同じ舞台でこの経験を活かして欲しいです。



まだまだ。
まだまだ、君たちのサッカー人生はこれからこれから。

最後まで続けたヤツが勝つと思っているので。
これから追い越せばいい。


付き合いますよ、最後まで。

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【2023年 クラブユース選手権 神奈川県予選】

■1回戦 5月16日(日) 県立スポーツセンター人工芝
横浜GSFC 1(1-0)0 むげんJY
得点:ユズト-Aレオ


■2回戦 5月22日(土) おおね公園
横浜GSFC 0(0-1)4 レオヴィスタ厚木



# by gsfc15 | 2023-05-13 23:52 | 2023 U-15 | Trackback | Comments(0)
2023年 05月 07日

5月7日(日)U-13 TRM 湘南リーブレ・エスチーロ


5月7日(日)
U-13 TRM 
vs湘南リーブレ・エスチーロ
@中野公園人工芝グラウンド
25分×4本

1本目
2-1
失点
むねAそら
HそらCKまひろ

2本目
1-3
失点
失点
りょうとAはやと(股抜きパス)
失点

3本目
0-0

4本目
0-6


強風大雨が予想された中、ほとんど環境に影響なく人工芝でサッカーが出来ました。


試合前に、前回のKAZU戦時に出た『縦に早い』選手への対応について、『DFラインの奪った後の繋ぎ』『守備時の追い方』について話をして試合スタート。

立ち上がり、相手の緩急あるサイド選手の縦へのドリブル突破の流れからサラッと失点し、勢いにのまれるかな?と思いましたが、前回の教訓から『縦切れ』の声かけが後ろから聞こえ、そこからは安定したDFライン、GKの対応で、奪った後の繋ぎも恐れる事なく。

まひろ、しゅんと、しゅういちろう、めちゃくちゃ良かったですが、りょうがはさらに飛び抜けて良かったですね。

『人工芝になれば大丈夫』と本人には伝えていましたが、それでも、想像以上のプレーを見せてくれて圧巻でした。

前回縦突破で苦しみ、学んだ事が功を奏した結果になりましたね。

また、ずっと欲しかったそらのゴールが生まれました。

その一つ前のプレーで、課題だった『シュートを打つ前のタッチ』を完璧においた左足のシュートが相手に当たってむねが詰めて決めたゴールをみて、「今日はあるな」と思っていましたが、まひろのコーナーキックからヘディングでズドン。
それもあるのね。。。と。
その後、もうワンチャンスゴールが奪えそうなシーンもあり、存在感抜群でした。

むねはまだ、ボールの移動中にゴールを見て判断する事が習慣にはなっていませんが、コースのない中、体を捻って強引にゴールへ向かったシュートは彼らしく、とても恐い感覚派FWです。。。

あまり印象はないかもしれませんが、こうたろう、着実に積み上げています。続けていきましょう。



2本目、相手のフォーメーションを確認して、『どこがフリーになるか?』サイドが縦に速い選手がいるので『縦切り』の話しをして送り出しました。

一人一人課題はある中で、今日は特にDFラインに課題が見えましたね。

じおんは、立ち位置がまだギリギリを攻めておらず、守備の優先順位である『インターセプト』を狙える位置に立たず、サイドにスペースのある状態で前向きにボールが入ってしまいました。

ひろきは、良いところに立ててはいるんだけど、インターセプトを狙っていないので、自分のマークに余裕を持って前を向かれてしまい何も出来ず置いていかれるシーンが多発。

りゅうきは、DFにおいて無類の強さを発揮してくれましたが、奪った後の繋ぎ、ゴールキックからのビルドアップ、にまだ緊張もあったようで余裕を持ってプレー出来ず、押し込まれてしまう時間が続きました。

また、ひろとの『キック』については明確に課題が出ましたが、跳ね返す力のある相手に対しては、『スペースへ落とすキック』の練習が必要です。
競り勝てる味方へはピンポイントで届けて大丈夫ですが、相手が強い場合などは、ピンポイントというよりは、『味方側に落とす』キックが有効になります。
練習していきましょう!

前回の試合でいつも通りテンション高くプレーしてほしいと伝えたはやとが、お得意の股抜きパスからアシスト、ゴールに飢えていたりょうとのフィニッシュも互いにらしさが出て素晴らしいゴールでした。

わたるに関してはすごく良いポジションで待てていて、本人にも話をしましたが、左での縦突破時にどうシュートを打つか?は課題になりましたね。

かずひさは珍しく遠慮がちで元気がなかったですが、久しぶりにシュートを打ってくれましたので、これから楽しみにしてます!



3本目、1本目に良かった点と、相手のフォーメーションと合わせて『守備のハメ方』を伝えました。


3本目はより精度の上がった守備で、FWとトップ下の3人でコースを限定し続けてくれて、後ろはとても狙いやすかったと感じます。

1本目より相手に何もさせなかったのは、DF陣の安定感もありますが、前線の守備、そしてとうたの良いポジション、良いスタートをきった守備があります。
『体力をつけるにはどうしたら良いですか?』と聞いてきた日から、毎朝走って体力をつけているそうですが、その成果が着実に出てますね!
今日は何度もペナルティエリアに侵入出来ていましたので、次回はゴールが生まれそうです。

また、KAZU戦のブログで書いたことを翌日の練習ですぐに聞いてきたるいは、1本目から自陣地でのオブザボールを探し続け、何度もサイドのスペースでフリーで前向きな状態をつくり相手のDFラインに混乱を与えてくれていました。
余裕がありすぎて、かもしれませんが、今日はパサーに徹しており、シュートが見られず。
アシストも出来る選手なのですが、私はストライカーだと思っておりますので、起点になりつつ!シュートもお願いします!



4本目、あらためて何をするべきか整理して送り出しましたが、相手の縦突破に対して縦を切る事が出来ない失点がかさんだ事と、3バックで時間が作れず相手の枚数が多い所へ突っ込み続けてすぐにボールを失ってしまった事、自分が獲られたボールをすぐに取り返しに行かなかった事(切り替え)。

失点が多いと気持ちが落ちてしまうのは分かります。

でも、結果に一喜一憂してほしくはありません。

目の前の結果にこだわる事も大切ですが、努力をやめてしまったらその差はいつまで経っても埋まりません。

『今勝てない』からこそ、もっと努力するしかなくて、止まってる時間なんてありません。


相手の方が、『今は』スピードが速いだけ。
相手の方が、『今は』技術が高いだけ。


また3年時にリベンジしましょう。


どこまで差が縮まるのか?
追い越せるのか?


日々の努力次第です。




あいつが休んでいる間に、俺はもっと努力する。




あいつが何も考えていない間に、俺はもっと細かく意識して取り組む。






この代は努力家の選手がとても多いから、どんどん伸びて行く事が目に見えています。




また一緒に成長していきましょう。





大変お疲れ様でした!!




# by gsfc15 | 2023-05-07 11:36 | Trackback | Comments(0)
2023年 05月 03日

5月3日(水祝)U-13TRM KAZUSC

5月3日(水祝)
9:00~13:00
U-13TRM
vsKAZUSC
@常盤公園
25分×6本

1本目
1-2
むねAこういち
失点
失点

2本目
1-0
わたるAかずひさ

3本目
2-1
失点CK
るいAまひろ
むねAそらAAまひろ

4本目
0-3

5本目
3-2
失点
失点
るいAこういち
むね
りきSむねAAこういち

6本目
0-1
失点

約1ヶ月ぶりの練習試合となりました。

取り組んできた【優先順位】【観る事】について改めて説明して、スタメンの基準を伝えて試合スタート。

1本目はソラ・コウイチを中心に、中盤が前向きでボールを持つ→FWが走り出す、流れが多く造れていて、先制点はコウイチお得意のループパスからのゴールでしたが、練習から何度も観ているシーンで、みんなの中での共通認識として鉄板の形からゴールが奪えていましたね。

奪った後のボールが真ん中の選手から真ん中の選手へ、の流れが多く、悪くはなかったですが、サイドのスペースを上手く使えておらず、攻撃が少し単調になっていたので、2本目の選手達含め【サイドの幅をとる重要性】について話をしました。


2本目も中盤3枚がしっかり機能していて、コウスケが前を向く回数が多かった中で、ユウセイが幅広くサイドにポジションをとってくれたおかげでパスコースも多く中央突破だけでなく、サイド攻撃も有効に行えていました。

ワタルのゴールについても、練習でよくみる【プルアウェイ】の動きが一つ前のチャンスシーンでみられ、『点足りそうだなー』と思っていたら同じ動きからパスを引き出しゴール。
これもまた彼の鉄板の形となっていて、練習から真面目に、伝えた事をすぐ体現しようとしてくれるワタルの吸収力あってのゴールでしたね。


2本目が終わり、相手は1-4-1-2-3のポゼッション型システムでゴールキックからも繋いで前に進んできたので、【守備の追い方】が気になり3本目以降伝えました。

【自分が空けたゾーンのコースにパスを出されないようにボールを奪いに行く】事を共有。

ボードを使って説明し、理解度には個人差があるので、引き続き伝えていきますが、特にFWとサイドの選手には必要な能力で、5本目のムネのゴールは相手ゴールキーパーがボールを持ったタイミングで、自分のコースを切りながら獲りに行った事でボールをカットし自らゴールに繋げてくれました。

サイドの選手には特にこの話をしましたが、トウタは既にコツを掴んでいるようで、リョウト、ケイト、は苦戦していましたが試合後に話をしても理解しようとしてくれているし、自ら分からない事は聞いてきてくれるので安心してます。

3本目までが終わり、全員1度は出場した中で、特に印象に残っているシーンは
【シュントのポジショニング】
【ジオンの運び】
【リキの守備】
【ワタルのプルアウェイ】
【コウタロウの顔を上げたドリブル】
【3点目に絡んだマヒロの縦パス】
他の選手も各々良いシーンがあったのですが、この6てんは特に目に留まり、成長と、良い見本として全員が学んで欲しいシーンでしたね。


4本目に3失点しておりますが、1本目から、スピードに突出した強力なトップ下一人に全得点やられました。
KAZUさんは毎年足の速い選手が前にいる印象があるのですが、彼だけは例年より飛び抜けていましたので要注意です。。。


5本目の、2失点してからの3ゴールは特に印象に残っているのですが、ルイのストライカーぶりもさることながら、ボランチのリキが最後長い距離を駆け上がってゴール前に走り込んでムネのシュートを押し込んだゴールは特に、サッカーの原点というか、誰の元にも転がっているけど、コツコツ真面目に拾える選手は少ないゴールで、さらにそれが逆転弾でもあった事。

この代は、こういう逆境に燃える選手が多くて、何かを起こしてくれそうな選手がたくさんいます。

常に伝えている、どのポジションの選手でも【ゴールに関わる事】を、より体現してくれた良いシーンでした。


トータルとして7-9と敗戦しておりますので、食育の通りご飯をバランスよくたくさん食べて、身体も成長してまたリベンジしましょう!!

たくさん撮ったのに一枚も全員写ってる写真がない。。。

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アピールがすごい。。。

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跳ぶな?
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跳ぶな??
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旗を振るな。。。
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後ろにエルフィンズの応援団長も写ってます。

またちゃんと撮ります。。。



ここからは一人一言。

こうたろう
トラップを努力している成果が実ってます。
変わらず顔を上げてゴールに向かい続けて下さい!

りき
『あまり上手く出来てない』と2本目終了時に言っていましたが、リキの良さはオンプレーだけじゃないです。ルキと同じくオフの部分にもたくさん良さが詰まっているのでまたゴール見せてください!

りょうと
最近1番よくサッカーの話してますね。
探究心は必ず人を成長させますので、どんどん質問待ってます!

りょうが
日曜日の人工芝では本領が発揮される事でしょう!
全くボールを観ないでプレーしているので常盤公園のボコボコグラウンドは天敵ですが、最高なので続けて下さい!

ゆうしょう
練習から成長をたくさん感じていますが、今日はゆうしょうに日頃から伝えている、奪った後のパススピードがとても良く、縦パスばんばん通してくれて圧巻でした。

こうすけ
久しぶりにこうすけらしさが抜群に出た試合でした!
あとは1ゴール、もしくは1アシスト、とても楽しみにしてます。

けいと
たくさん質問してくれて、自分の意思もあり、日々着実に一歩一歩積み上げてくれる日々に指導者として感謝しています。
必ず先で伸びてくるので、自分を信じて努力を続けて下さい!

とうた
相変わらずの対応力で、説明した守備、幅の取り方、理解度がハンパないですね。
最後に質問してくれた話も含め、忘れず、留めておいて下さいね?
日曜日はゴールお願いします!

ひろき
自分で自分を分かっているからこそ、あとは必要な努力をするだけ。
『自分に必要な自主練はなんですか?』りょうと共に聞いてきたので、あとはやるか?やらないか?自分次第です!

しゅういちろう
最初の1失点だけは前に出れませんでしたが、恐れず、そこから前に出だしてからは安定感が出ていましたので、自信を持って、前に。
上は今は仕方ないので気にせず。
地上戦で強さを見せて下さい。
ビルドアップは完璧です!

こういち
今日も出ましたコウイチループ。
9番にボールが来たら『俺が絶対止めてやる』という意思が感じられる背中が頼もしかったです。
サッカー大好き過ぎるので、身体を休める事も忘れずにお願いします!

りょうた
日々の努力が着実に成長に向かっています。
『前を向く』『前を選択する』『前に出る』
この三つが今日も随所で感じられました。
疲れてくると周りが見えなくなるので、体力をつけて、激しく守備→リラックスの流れを習慣かしていきましょう!

わたる
あのゴールが生まれた今日を忘れないでしょう。
ジュニアの頃からFW時はオフの部分がとても気になっていたので、そこを学び、理解してきている今、やはり点が生まれています。
わたるの点をとった時のガッツポーズが大好きなので、何度でも見せて下さい。

はやと
本人にも伝えましたが、『もっと調子に乗って良い』です。
大人しく淡々とやるのは性に合ってませんので、思った事を何でも口にしながらプレーしている時がハヤトらしく、相手にとって脅威です。
ばんばんノールックで股抜いて下さい?

そら
一つアシストをつけてくれましたが、もっともっとゴールに関われる選手です。
巧さが一つゴールを遠くしている印象がありますが、ソラのリズムでゴールが生まれる事も大事ですので、【シュート前のボールの置き所】を意識して何度でもゴールを目指して下さい!

ゆうせい
【優先順位】を1番体現してくれたのはゆうせいでした。
汗ダラダラになるほどサイドを上下動し、ボールが来たら必ずゴールを見て、1タッチ目から判断をしてくれていました。
あとはサイドでどうゴールに関わるか?ここが1番難しく、面白い所ですので、楽しみにしています!

まひろ
まひろの長所は、どこでボールを受けてもゴールを1番に考えている所です。
その意思と、目線が、相手を動かして、彼のスルスル運びに繋がっています。
アシストもつけて、そろそろゴールも生まれそうですね、恐ろしい。。。

かずひさ
足りないのはシュート、それだけ。
かずひさの思考の中に、今シュートを打って『入る?入らない?』が基準になっていますが、『打つか?打つか?』を基準に、一度打ってみて下さい。
キックもめちゃくちゃ飛んでいて、入らない訳がないので、自信を持って、振り抜いてください!

るい
正直、まだ自陣地でのオフの部分に課題はたくさんあり、伸び代がある中でも、オンのプレーが凄すぎて。。。
【自分の形】があるのは本当に強みですが、ゴールだけでなくアシストにも自分の形があり、決めなければいけないタイミングでは必ず決めてくれる本物のストライカーですので、オフの部分を極めていきましょう!

ひろと
少しずつ、キーパーとしての試合観を学んでいる現状です。
キーパーとして個人技術は日々のトレーニングで培っていますので、試合の中で、フィールドの選手とは違う感覚を身につけて行く事が今後の課題です。
試合の流れを読む力がついてくればより安定感が出てきますので、フィールドの選手とたくさん話をしてください!

むね
必ずゴールに関わってくるのがムネの良い所ではなく、凄いところ。
感覚肌の選手だから、点が取れる理屈がまだ自分で理解出来ていないけど、それでも点が取れちゃうから凄い。
それが自分の中で理解に変わればGKの正面にシュートが飛んで行くことはなくなります。
オフの部分からまずは、鍛えていきましょう!

りゅうき
今日も試合の準備を着々と進めて、良い入りをしてくれました。
本当にマメで、怠らない、隙がない。
りゅうきの奪った後のパス、ダイレクトパス、がゴールへの始まりになる日が楽しみです!

しゅんと
今日も職人として攻守に渡り圧倒的な存在感を発揮してくれました。
パススピードについて伝えている所ですが、本当に駆け引きが上手い選手なので、体力的はありますが、より付けて、攻撃参加からゴールに関わる日も楽しみにしています!

じおん
【ボールの移動中にゴールを見る】
【顔を上げる】
【相手のいない方へ運びながら考える】
普段から練習で取り組んでいる事がハマっているのか、すごくイキイキとプレーしてくれてます。
そして何より守備が鋭い。
強いではなく鋭い。
パワーやスピードで勝てない相手でも、一瞬で鋭く潜り込んで奪いきるので驚かされます。。。
疲れてぼーっとしてしまう事が起きるので、好き嫌いせず、栄養をたくさん摂ってバテない身体作りをお願いします!



# by gsfc15 | 2023-05-03 13:23 | Trackback | Comments(0)
2023年 04月 10日

4月9日(日)U-13TRM 上白根北中学校(2.3年)

4月9日(日)
U-13TRM
vs上白根北中学校(2.3年)
8:15~10:30
25分×4本
@上白根中学校

1本目
0-1

2本目
0-0

3本目
3-1
むねAるい
るいAむね
るいAそら

4本目
0-2



この学年初めての練習試合となりました。


体験練習時や、約一週間練習を行った中で、選手一人一人に特徴がある子達だったので、フォーメーションから、ポジションも含めて適正と特性はすぐに把握出来ました。


この練習試合でも選手達に希望ポジションを確認しながら行い、また先で、選手達のポジション希望によってフォーメーションが変わる可能性もありますが、現2年3年生、前回担当した学年の1-4-3-3ではなく、この代は1-3-5-2の形で取り組んでいきます。



到着後、最初に選手達に伝えたのは、『遅刻者はスタメンでは出れない』ということです。


24人いる中で、中学生なのでアクシデントは付き物で、そこから学んで行って欲しい想いもありますし、真面目に来ている選手達が馬鹿をみる事は嫌なので、準備の面も含めて、最初に伝えさせて頂きました。

だからといってその日試合に出れない訳ではないので、ミスをしながら学んでもらえればと考えております。



相手は2・3年生ということもあり、フィジカル要素のパワーとスピードでは負ける部分があると思っていました。

だからこそ、優先順位→判断の部分をメインで伝え、ボールを観る時間を減らして『状況を確認する事』と『ゴール→2トップをまず見る事』この二つを伝えて試合スタート。


最初選んだ11人は、遅刻者抜きで今日までの取り組みを観て選びました。


24人、必ず最初に出れない13人がいる状況を初めて経験した彼等の表情は、忘れられないくらいたくさんの感情が見えました。


1本目、前回常盤公園で上級生と練習試合した時よりも、ボールが来る前の準備、そして優先順位がハッキリしていて、想像以上に特徴が出ていて驚きました。。。
得点シーンはありませんでしたが、中盤3枚(コウイチ・リキ・ソラ)の連携から良いボールが出てくるので、チャンスも何度か作れました。
コウイチが上がればリキが下がり、リキが上がればコウイチが下がる、そしてその前でソラがいつもフリーで待っていて、前を向いたら相手にとって一番嫌な選択をしてくれます。
関係性が抜群に良かったですね。
相手は、逆サイドへ展開してからのスピード縦突破からのクロス、がパターンでしたが、右のマヒロは完封し、左のジオンは相手が速く苦労するかと思いましたが、最後まで食らいついて少しでも動きを止めてくれるので、リョウガの完璧なカバーと相まって難なく。
リョウガはボールを持ったら顔を上げたまま運べ、判断出来るので、守備時もボールを観る時間を減らして奪えるようになって来れば恐ろしいですね。
また、普通は出れないクロスやコーナーキックのハイボール、上級生のゴツイ相手がスピードで抜け出してきた時でも、ヒロトの全く恐れない飛出しで何度もセーブしてくれて救われていました。
そして2トップのルイ・ワタルは共にチャンスに現れてシュートも打てましたが入らず。
ワタルに関してはFWへ転身したばかりなので、まだFWの動きや理解の部分は乏しいですが、話をすれば答えは持っていて、感覚はあり、何よりゴールにどん欲なので、必ず誰のシュートでもキーパーに詰めます、ここは続けて欲しい部分です!
右ウイングのケイトはサイドで張って待っているシーンが多くなかなかボールに触れず、でも、守備に関してのインターセプトの感覚と、ガッツリ闘える守備は上級生でも変わらず発揮し、マヒロと共に右サイドは制圧できていましたね。
最後はトウタ、左サイドで受けてからのドリブルの形を持っていて、顔もあげてプレー出来るし、常にゴールを目指しているので、1本目でいえば相手にとって一番の脅威になっていました。
なにより、試合中に私が全体に伝えている事をすぐに察知して、理解して行動に移せる部分に成長の素質を感じました。

失点については、自陣地で1vs1を仕掛けて失った流れからスピードに乗られ失点しましたが、彼の良さを『どこで』発揮するべきか?は今後伝えていきます。



2本目、外で相手の様子を観てからプレー出来る事は途中交代で入る選手達の特権であるという話をして、『相手のフォーメーションは?』という質問から、自分達のポジションと重ねて何をするべきか?を確認しました。
その全体像が見えた中で、いつ自分の個性を発揮するか?がとても大切になっていきます。

2本目の大部分の印象を与えたのは2トップのムネ・カズヒサでした。
なぜかカズヒサがボールを持つと観ている選手達から歓声が上がりますが、それは彼が持つと何かが起きそうな気がするという期待感の表れで、私も最初のセレクション時にその期待を感じた一人で、まだ少ししか経っていませんが、めちゃくちゃ伸びてます。。。
そして相方は2トップ向きのムネなので、ムネがリズムを作って、カズヒサが何かを仕掛けるという流れがすごく多かったですね。
その攻撃を支えたのがハヤト・リョウタの運動量豊富なディフェンシブボランチ2人。
とにかく守備の予測が素晴らしい二人で、互いに奪ったボールを逃がせるタイプなので流れを落ち着かせる事が出来て、そしてその緩に急を与えるのがトップ下のコウスケ。
まだ身体が出来上がっていないのですぐに倒されてしまったり、パワーが足りずエグいコースは見えているのにキックが届かなかったり、苦労していますが、攻撃センスはピカイチですので、ゆっくりいきましょう!
ディフェンスラインではリュウキのダイレクトプレーが個人的にめちゃくちゃ好きで、まだキックミスは起きていますが、判断ミスは一度もしていませんので全く問題なし。
カバーリング能力も高く闘えるDFなので、リョウガと互いに高め合ってくれるでしょう!
左のシュントは、最初少し遠慮気味で、らしさを抑えておりましたが、25分間でみるみる本領発揮し、相手の逆を取りながら、目線でダマしながら攻撃参加が出来、ディフェンスながらゴールに直結するプレーが出来るので、攻守共に隙がない良い選手ですね。
GKのシュウイチロウは、流れを読む力と、キック精度でチームに安定感をもたらし、この日はあまり出ませんでしたがビルドアップも上手なので、そんな自分にもっと自信を持ってプレーしてもらえるようにチャレンジを続けてもらいます!
左サイドのユウショウは、本人「サイドでパスを貰いたい」というのですが、気付けば中でボールを受けにきてくれます。
それは流れの中では良い事で、個性的な動きをするので相手もマークがつきにくく、優先順位もしっかりしてきたのでパスも良い所を選んでくれていましたね。
右のユウセイは、想像以上に闘える守備には驚きましたが、サイドで待っているシーンが多くなかなかボールが受けれず、練習時に見せてくれる左足のスルーパスが今日は出ませんでしたが、ゆっくり特徴を伸ばしていきましょう!
2本連続でマヒロには出てもらいましたが、守備以上に攻撃面での『運び』、スピードを上げず、相手のいない方へスルスル進めるのでさらにらしさが出ていましたね!


3本目、全体へ向け、サイド・FWの選手に『まだキックが届かないからボールサイドに寄って来てほしい』と伝えた中で、コウタロウの良さであるオーバーラップは見逃さないよう伝えました。
練習時に相性の良かったムネ・ルイの2トップで挑みましたが、やはり相性抜群で、上の学年のフィジカルやスピードを受けないダイレクトプレーが多く翻弄し、互いにゴールとアシストをつけて帰って来てくれました。
3本目の選手達は特に、一人一人が個性でありストロングポイントを恐れず魅せてくれて、彼等の特徴を改めて見せつけられる試合になりました。
観ていてとてもワクワクしましたね。



そして4本目、選手達が思っている以上に25分2本は身体にきていて、疲労感も感じている中、ボランチの二人には、『攻撃参加もしてほしい』ということ、2トップは『二人は近く、ボールサイドにきてほしい』こと、サイドの選手には『ポジショニング』の話をして送り出しました。
0-2となり、なかなか攻撃へ移れなかった大きな原因としては、ダブルボランチがディフェンスラインに吸収されてしまい、トップ下の選手が下がって来てしまっていたことにあります。
3本目はトップ下でソラがずっとフリーで待てていましたが、4本目は2トップまでの選手間の距離が開き、ボランチ・両サイドが下がってしまったので、押し込まれ続けていました。
後ろを信じてボランチが一つ前で守備が出来る様になるまでに2失点してしまいましたが、リョウタが献身的に前に出ていく姿勢を見せてくれた事は嬉しかったです。
サイドの選手が多く、出場時間が少なくなってしまいましたが、互いに左右両方プレーし、改めてどちらの方がプレーしやすいか気付けたと思っております。
ハヤトはもう少し前でプレーしたいそうなので、違うポジションでもプレーしながら、適性を見極めていきましょう!




1発目にして長く書いてしまいましたが、、、24人いるのでお許しください。。。



練習試合・公式戦ともにブログは更新していきますので、興味がある方は観て下さい。




試合に出れない時間、ボールに触っていない時間、をどう過ごすか?


ここの各自の意識が、この代の伸び代を決めていきます。


「スタメンじゃないから、、、」


そう思ってしまったらそこで成長は止まってしまいますので、一喜一憂せず、努力を続けてくれたら嬉しいです。


朝早くから大変お疲れ様でした!!

4月9日(日)U-13TRM 上白根北中学校(2.3年)_a0109314_14311939.jpeg

4月9日(日)U-13TRM 上白根北中学校(2.3年)_a0109314_14304479.jpeg

集合写真撮るの忘れました、、、
24人揃った時に撮ります。。。


# by gsfc15 | 2023-04-10 14:31 | Trackback | Comments(0)
2023年 03月 13日

3/12(日)GSカップ


彼等に送る最後のブログになります。

まずはGSカップの結果をヒカルコーチが細かく記録してくれたので!!

Aチーム
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Bチーム
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Cチーム
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Dチーム
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1試合目
AvsB 結果2ー1
A
2分けいすけ
2分40秒かんた
B
7分30秒はる直接ck
 
2試合目
CvsD 結果1ー1
C
18分40秒 守屋ゆうと
D
9分55秒 相田ゆうと

3試合目
AvsC 結果0ー1
A
C
23分15秒 ひろむ

4試合目
BvsD 結果2ー0
B
17分30秒 だいき
20分00秒 はる
D

5試合目
AvsD 結果2ー0
A
8分5秒 けいすけ
18分30秒 けいすけ
D

6試合目
BvsC 結果0ー1
B
C
8分45秒 あんぼ

A勝ち点6
B勝ち点3
C勝ち点7
D勝ち点1

優勝はチームC!!
夏合宿でのGSカップから小林C2連覇となりました!!

3/12(日)GSカップ_a0109314_09463902.jpeg
イニエスタしゅーずは決勝ゴールのマサキが持っていきました!!



この後に卒業生に対して引退セレモニーも行いましたが、伝えきれない想いがたくさんあるので、1人ずつに書いていきます。







かずと。

入部前の体験練習時から、いつもちゃんと立ち止まって、相手の目を見て挨拶してくれましたね。
でもどこか、いつも上の空で、サッカーに対しての感情と、自分の中の感情が上手く整理できなくて、たくさん苦しんでいるのが伝わっていました。
それでも練習に来た時はサッカーに没頭して、『上手くなりたい』という力強い意志がそこにはあって、そんなかずとを見ているから、こちらも熱が入ってしまいます。
その場その場で感情に左右されてしまうから、心と身体が一致しなくて、上手くいかなくて、泣いて。
2年時は特に長く苦しんだから語りきれないほど色々あったよね。
でも3年生になって、たっかい壁を乗り越えて、折れそうな心を守り抜いて、自分の意志が本物に成ってから、一番成長を感じていました。
『3年かかった、、、』じゃなくて、『3年間戦い抜いた』それだけです。
逃げたって良いし、諦めたって良かった瞬間が何度もあった。
それでも自分と戦って、成し遂げた彼を誇りに感じます。
これからは兄として、いつでも連絡待ってますね。
一緒に卒業出来て良かったです、ありがとう。



かとはる。

最後まで悔しい顔で終えましたね。
小6の頃と同じ最後を迎えたように感じます。
それはいつも自分に満足していないからで、もっと自分は出来るっていつも信じているから。
かとはるもよく泣いていました。
彼が泣くのは、プライドより悔しさが勝った時だけ。
「上手くいかないのは調子が悪いせいだ」
「いつもならもっと出来てる」
自分が上手くいかない理由を見つけて、悔しさをプライドで打ち消す術を持っています。
でも、かとはるにも涙が出る時がある。
プライドではごまかしきれない程、自分の無力さを感じた時。
チームが負けて、自分も負けて、理由を探しても見つからない時に、溜めこんでいた感情が一気に爆発します。
逃げずに、その涙の数だけ強くなってきたのがかとはるです。
高校へ行ってもきっとサッカーを続けるでしょう。
きっと高校ではもっと逃げやすい環境が待っているでしょう。
でも、自分から逃げないでほしい。
やっと身体が思い通りに、イメージ通りに動いて来ています。
力を抜いて、思い描くストライカーに成って下さい。
楽しみにしていますよ。


じゅんぺい。

身体能力とセンスは、上がってくれた当時から光るものを感じていました。
センスというのは感覚で、説明出来ないモノが多いから、1年生の時からそれをどうやって活かすのか?自らの判断で使い分けられるようになってもらう事を意識して伝えていました。
攻撃的なセンスが売りのじゅんぺいには、守備の会話をたくさんしてきた気がします。
それでもしっくりいかない時期が続いていて、前をやったり、中盤をやったり、彼の中で模索し、葛藤し、3年間積み上げてきたセンスが理解に変わって来てから、ゴールに関わる機会が増えて、3年時の常盤公園で、最高の形からゴールを奪った時の満面の笑みは今でも強く覚えています。
オフェンスで自分の形が出来上がって来たからこそ、高校へ行って必要になる、ウィークである守備に重点をおいて最後は伝え続けていきましたが、熱が入り過ぎた事を後悔しています。
じゅんぺいとはたくさん会話をして、何度もぶつかりましたが、私はジュンペイの笑顔にたくさん救われてきました。
高校で、その先で、上手くいかない事、悩む事があるかもしれないけど、いつだって連絡待ってます。
ジュンペイの笑顔が先で見られる事を願っています。
また一緒にサッカー出来る日を楽しみにしています。



すばる。

最初は正直、ちょっとやんちゃな奴が入って来たなーっていう印象を受けていました。
でも、彼との会話が増えていくにつれて、馬鹿が付くほど真面目な面と、良い意味でちょっと意地悪な所が見えて来て、迷わず副キャプテンはすばるで決まりました。
準備は怠らないし、時間にも遅れないし、周りに左右されないし、なにより、影の努力を一番出来る人間である事、これが決め手です。
キャプテンを支える陰というのは、私はキャプテン以上に苦しいと感じています。
望んでもいないのにいつも2番手のように扱われ、うまくいかなければ副キャプテンなのにとイジられて、自分の事以上に周りを見て動けなければ務まらないのがチームの陰です。
器として、キャプテンでも副キャプテンでも出来るのがスバルです。
後輩にも慕われて、コーチ達からも信頼されていて。
それでもたまに不安になる時もあって。
我慢していないかなって。
お兄ちゃんだし、支えなきゃいけないし、自分の事で精一杯なのに、自分以上に周りに気を遣って。
プレーにおいてもそんな影の役回りが日に日に強くなっていって、それが彼の良さでもあり、我慢でもあり。
周りを活かす選手として、存分に力を発揮してくれているスバルだからこそ、自分を信じてもっと光って良いと思っています。
今まで何度も、陰で支えて来たんだから、高校では主役になってきて下さい。
すばるが副キャプテンだったから、チームに優しい人間と、自分を主張できる人間が増えました。
3年間、務めてくれてありがとう。



かんた。

入部当時から、悪ガキの印象でしたが、愛嬌があるからみんなに愛される。
GS出身じゃないのか?と思うほど、最初から人懐っこく絡んでくれて、サッカーにおいては、総合的に見てレベルは高くなかったけど、私が一番必要を感じている『駆け引き』において、誰よりも身近に感じながらプレーしている姿を観て、『先で化けるな』と思って指導しておりました。
でも実際は、かんたの伸び悩む姿を長く観る事になり、焦りはありませんでしたが、この代で一番他のスタッフに成長について聞いていた気がします。
どんな練習をやっても楽しくプレーしてくれて、楽しそうに帰っていく、それがかんた。
サッカー大好きなんだなぁって感じるからこそ、早くその時を待っていて、2年生の年末遠征で彼が自分の形を見つけた時には本当に嬉しくて、思わず『やっときたな』という言葉を使ってしまった記憶があります。
膝の痛みもあって、なかなか思うようには出来なかった3年時に、スカウトの方に『あの10番も良いですね』って言ってもらえた話を聞いた時は本当に嬉しかった。
弱音を全く吐かないのは、なによりもサッカーに没頭している証拠だと感じます。
悔しさもあるけど、サッカー楽しい!って。
負けたけど、サッカー楽しい!って、きっとそっちが勝っているんだと思います。
でも最後、GSカップでゴール決めた時の気持ちの入ったガッツポーズを観て、彼の中で、サッカーの立ち位置が少し変わったように感じます。
ここから、もっと感情でサッカーするようになるカンタがみれないのは残念ですが、楽しさは忘れず、もっともっとのめり込んで下さいね。
ストライカーの嗅覚が覚醒することを大いに期待しています。
どんな時も、サッカーを楽しんで下さい!!



つばさ。

入ってきた当時から考えると、こんなに仲良くなれるとは思っていなくて。
選手として、こんなに感情的な選手になるとも思っていなくて。
入ってきた頃は、サバサバなエゴイストな印象で、正直距離も置かれているように感じていたのが第一印象。
なんといってもあんなにドリブルする選手を見た事がなかったので、想いが伝わるかどうか一番心配していた選手です。
コロナ禍での体育館練習でもひたすらドリブルで、自らゴールを決めて、獲られては獲り返し、またドリブル。
でも、それを否定したことはなくて、周りに何を言われても続けるつばさの、その強い意志に、感心と期待をしていました。
この学年の中で、一番スタメンにこだわっていたのがつばさでした。
『スタメンでいくから』と伝えた時はいつも『よっしゃ!』というのが可愛い所。そして遅刻するのも可愛い所。
でも、そんな序盤でイケイケだったつばさも、だんだんと上手くいかなくなってきて、周りが追いついてきて、ちょっと練習をサボる時期もあったりして、ちょっと心配な時期がありました。
でも、やっぱりあの日、大黒ふ頭のKAZU戦ですね。
あそこがターニングポイントだったと感じています。
それまで『ボールを持つ』為にしていたドリブルが、『ゴールを獲る』為のドリブルに変わって、大きく化けました。
受験生なのに『休会しないでサッカーいきます!』なんて。
口では心配していたけど、、本当はめちゃくちゃ嬉しくて。
気付けば試合前に、『勝ちてー』とか『絶対点獲るわ』とか必ず何か言っているつばさが、サッカーに感情が溢れすぎているつばさが大好きになってしまいましたね。
3年になって、みんな泣かなくなってきた頃に、練習で上手くいかなくて涙を見せる男だから、練習でも試合でも100%で声を出して感情で戦ってくれるつばさだから大好きです。
また一緒にサッカーしようね。
コブラで待ってます。



しゅうえい。

寡黙な印象があるかと思いますが、普段の会話が少ないだけで、試合中と、自分のプレーについての会話は人並み以上に話をしてくれるのがしゅうえい。
自分にとって必要な事を理解して、そこだけは絶対に逃さないのが良い所。
同じCBとして、羨ましい限りのキック精度を持っていて、『キックは笠原コーチが上手いから聞く』とちゃんと判断して選別してくるあたりも憎めない可愛い所。
指導者にとっては、彼みたいな遠慮なく、忖度無い選手がいるのは光栄で、3年間で私自身が彼から一番成長させてもらえたように感じていたんですね。
練習がつまらなければやらない。
質問されて、返した言葉が意味分からなければ無視する、もう聞いてこない。
酷い事を書いているようですが、そんな風には感じていなくて。
それが普通というか、そうでなくちゃいけないと感じていて。
周りに合わせる事ももちろん必要なんだけど、指導者として、選手が自らやりたいと思える環境を用意するのが当たり前で。
納得していないけど横柄に教えるのは違うと思っているので、しゅうえいみたいに、ちゃんと私を常に評価してくれる選手がいる事で、選手一人一人に対してより向き合える事が出来ていました。
書いたような事がいつもある訳ではなく、『そういう瞬間があった』だけですのでただの懐かしい思い出話です。
自分に必要ないと感じたら自分で勝手に必要な努力をする。
高校でもその力は必ず必要になってくるので、どんな状況でも自ら切り開いてくれる事を願っております。
ただ、見た目以上に分からない事はちゃんと学んで吸収したいタイプなので、高校で気になるプレーがあれば、プレーの動画と一緒に一言お待ちしております。
推薦組全員蹴散らしてきてください。
信じてます。



ゆうすけ。

小学生のサッカーを始めた頃から、型破りなストロングスタイルで自分の得意な部分のみをどんどん伸ばしていって周りにグングン追いついて、追い越して。
中学3年生になってもそのスタイルを変えず、自分の得意から派生した課題をひたすらに続けるタイプなので伸びが早く、出来ない事が何か?もちゃんと理解しているからこそ、自分の強みが分かっています。
ゆうすけもまた、サッカー大好き人間なので、いつだって100%で取り組んでくれる選手です。
受験もあってサッカーから遠ざかってしまっても、たまに来れば最初から100%で向かって行って、死にそうになるまでサッカーして、笑顔で帰っていく。
ずっと言っていますが、GSFCのクラブとしての象徴みたいな選手で、高校でもきっとサッカーを続けてくれると信じておりますが、また帰って来て一緒にプレー出来る日が来たら本当に嬉しいです。
努力の仕方を知っているのが彼の強みで、良い事も悪い事も知っています。
この先もきっと気付く事があると思う。
これは本当に必要なのか?違うんじゃないか?
その選択を迫られた時、どんな選択をするのか?
自分だけでなく、周りを巻き込んで、正しい努力へ導いてくれる人間になってくれていたら嬉しいですね。
いつでも永田で待ってますので、遊びに来て下さい。
お待ちしております。



ひゅうが

誰よりも、悔しい想いをさせて、誰よりも辛い時間を長く過ごさせてしまいました。
1年生の頃から、『パワーは3年になったらついてくるから』と、そう言い続けてきましたが、必要なのはそれだけじゃなくて、心技体の全てにおいて、成長するまでに多くの時間がかかってしまって、たくさん涙を流させてしまいました。
常に成長はあったけど、自信を持てるほど大きな変化がなかなか起きなくて。
『こういう練習をやりたいです!』とわざわざ連絡をくれるほど、上手くなりたいと人一倍願っていたひゅうが。
向上心があるし、気持ちも強い、けど、だからこそ曲げられないプライドの強さをずっと感じていました。
このプライドさえ無くなれば、大きく変われると感じていましたが、その捨てきれない何かがずっと成長にストップをかけていたようにも感じていました。
正直、今でもまだその何かが見え隠れする時があります。
でも彼は、自らもがいてもがいて今のスタイルを生み出して、まだまだ上手くいかない事の方が多いかもしれないけど、いつだって折れる事なく日々自分を磨き続けています。
人の手を借りながら進む方が、きっと早くその場所に辿り着けるかもしれない。
でも、時間はかかるかもしれないけど、自分だけで歩いてきた道じゃないと意味がない事も多いのが社会で、人生でもあります。
譲れない意志を持っているのはひゅうがの良い所です。
高校へ行ってからの意志も既に聞いております。
どんな道へ進もうが、彼の意志を尊重しております。
いつでも永田で待ってます!
また一緒にサッカーしようね。



はるま

マイペースに、自立しながら、物事の判断を自ら選択して3年間取り組んでくれましたね。
部活との2刀流を最後まで貫き、チームの中心であるボランチで奮闘し続けてくれました。
はるまは常に自分の頭にある課題にチャレンジし続けて、クリアするまでひたすら打ち込み、たまに頭も抱えながら。
周りには気づきにくい情熱を持っていて、悔しさを強く表に見せる事はあまりないけど、でもその目にはいつもにじみ出る感情を感じていました。
4月に行われたクラブユース1回戦vs海老名FC。
あの時のはるまの涙を私は一生忘れないし、苦しくて悔しいはずなのに、それでも試合後に話を真っ直ぐ聞いてくれた姿勢に、心の強さを感じていました。
優しい顔して、優しい口調で、柔らかい印象ですが、一緒にプレーすると彼の力強さに驚かされます。
嫌がるかもしれませんが、もちろん良い意味で、彼のプレーは見た目以上にめちゃくちゃ重いんです。
バレーボールでも培ってきた重心の低さは、高校生相手でも簡単に吹っ飛ばします。
ぶつかると痛い選手はこの学年多いのですが、はるまだけはぶつかると飛ばされます。
そして私がキーパーをやると、はるまのシュートだけは手の裏まで衝撃が走ります。
ぶつかる時は重心を低く、シュート時は重心を前に。
意識して続けてきた積み重ねがスタンダードになって、プレーにおいて、目には見えにくい力強さを手に入れました。
『やりたい事があるから高校ではサッカーをやらない』と、1年生の頃から伝えられていましたが、どんどんサッカーの魅力にハマっていって、高校でもサッカーしたいなーと言ってくれるようになったことがとても嬉しかったです。
永田でもお待ちしてますが、土日しかない社会人サッカーでもお待ちしてますね。
ミドルシュートが入るまで、サッカーやめられませんよはるまくん?



くうと

1年の最初、すぐにクラブを離れて部活へ行ってしまったくうとですが、在籍していた兄を通してずっと気になっていました。
何度かGSに戻ってくるかもしれないと話もありましたが、再入部してくれたのは3年生になる直前で。
正直、その時にくうとのプレーを観た時は、『引退するまでに間に合うかなー、、、』と。
1年生の体験時から感じていたポテンシャルの高さは健在でしたが、個性や特徴がなくて、攻守において自分の中でルールがないから、何をするべきか?という判断材料の少なさに、時間が足りるのか、私自身とても心配していました。
集団で活動する時に一番の問題は人間関係で、すでに出来上がった関係性の中に、2年のブランクをどうやって埋めるか?溶け込むのか?ここもくうとにとって大きな課題になりました。
でも翔ちゃんが輪の中へ送り込んでいる姿を見て救われたのと、なんといっても合宿ですね。
約4か月くすぶっていたであろうくうとの本性が合宿で解禁され、輪の端っこにいたのに、合宿で一気に輪の中心まで潜り込んできました。恐ろしいくせ者です。。。
でもやっぱりそこで人間関係が構築された事は本当に大きくて、プレー自体、合宿前と後では雲泥の差を感じるほど、彼等のスタイルを吸収するだけでなく、くうとの個性がハッキリと見えるようになってくれて、たった5ヵ月で私の不安を払拭してくれました。
土台が決まれば後は勝手にどんどん積み上がっていくものですが、今も、本当に恐ろしいくらいのスピードで伸びていて、底知れないポテンシャルの高さを改めて痛感させられています。
高校で基礎を固めれば、すぐに頭角を現すでしょう。
改めて、帰って来てくれてありがとう。



しょうちゃん

いつだって、何かあれば悪者になってくれたしょうちゃん。
本人が望んでいる訳ではもちろんありません。
副キャプテンとして、私が汚れ役をお願いしてしまった事が大きかったかもしれません。
自分の感情に正直な所、自分が正しいと思う事を曲げない所、隠さず全て表現してくれる所、副キャプテンにしょうちゃんを選んで良かったとずっと感じていましたよ。
小学生の頃はもっと良く言えば自由で、フウガと殴り合っていた日々が懐かしく感じるくらい自制出来ない選手でしたが、今は自分の感情より周りを見ていて、グッとこらえている瞬間もたくさん感じるし、でも、自分が正しいと思う事は何が何でも絶対言う。
その判断がとても冷静で大人になってきて、担当コーチとしては欠かせない役職の持ち主になってくれました。
プレーで言えば、入部当初はいじられるほど出来ない事が多くて、自我が強くて、周りに合わせる事なんて全く出来なかったのに、今となっては常に周りを観て指示を出しながら、ボールを持てば周りを活かし、『いける』と思えば自らゴールを目指すクレバーな選手になっていて。
気になった事があれば周りに指導もしてくれていますからね。。。もう一人のコーチです。
サッカーも良く観ているのでイメージがあるのでしょうが、指導してあげている内容はほんとに素晴らしくて、言い方がたまにキツい時もあるんだけど、最近は優しく後輩たちに教えてあげている姿も見ているので、口も達者で、頭の回転も早いので、教える事が向いているのかもしれませんね。
彼の口から出る『全国出るんで』という言葉。
1年生の最初に彼が同じことを言っていたら、もしかしたらみんなに爆笑されていたかもしれません。
でも今はもう誰もそれを笑う事はないです。
そういう集団になった事、そういう選手になった事、そこに自信を持っている事。
何かを叶える人っていうのは、口に出してますから。
口に出す事を恥ずかしいと思っているうちはまだ叶えられません。
でももう大丈夫です。
正しいと思う事は何が何でも貫いて、必ず掴んで来て下さい。
たくさんたくさん救われました。
最後まで、ありがとう。



まさき

根っからの優しい子だから、厳しさは必要なくて、伸び伸びプレーしてもらう事が一番の成長になると感じて接してきました。
1年生の頃から課題はずっと一緒、だけどチームには欠かせない存在。
今でも変わらず判断を変える事が課題にあって、見えたイメージや、映る映像が切り替えられない。
でもなんで試合に欠かせないのか?
まさきのすごい所は、課題の克服ではなく、長所を伸ばす力がとても高い事にあります。
耳にタコが出来るほど伝えているワードがあって、きっと言われるのすら嫌に思っているはずで、言いすぎちゃってるのかなーと思う時もよくあります。
課題と長所を伝える事と、克服と伸ばす事を意識して指導にあたっていますが、まさきはほんとに自分の長所を見つける事が多くて、どんどん新しい長所を見つけては習得していきます。
課題が一向に克服されないのに、どんどん成長されてしまうから、試合に出さざるを得ません。
入ってきた当時は特徴や個性がなく、綺麗な状態で入部してくれたように感じます。
ただ、基本となる『止める・蹴る』は誰よりもしっかりしていたから、自分の中で新しいイメージが生まれるとすぐに体現出来てしまい、改めて、基礎の大切さをまさきから痛感させられました。
今となっては強みがたくさんあって、守備におけるポジションニング、予測、奪取。攻撃における裏抜け、得点力、浮き球のトラップ、あまり蹴らせてもらえませんが、フリーキックもめちゃくちゃ良いの蹴れます。
みんなあんまり気付いていないかもしれませんが、3年生になってゴールとアシストを合計するとまさきが一番だと思います。
派手なゴールやアシストが無いからそんなに印象はないかもしれませんが、コンスタントに得点に関わっているのは強みです。
でもやっぱり、だからこそ、課題が気になってしまうから、何度か厳しい話もしたし、今も最後に追い込みをかけております。
今じゃなくても、先で変わってくれる事があれば嬉しいし、そこさえ変われば何かが起きる可能性があるとも思っています。
その姿が見られないまま送り出す事になりそうですので、この先の楽しみにとっておきますから、試合の動画送って下さいね?
一度も言い返してくる事がなかったまさき。
きっと私に思っている事はたくさんあったけど、それを吐き出させてあげられなかった事、そこだけは本当に申し訳なかったです。
これから飛躍してくれる事を楽しみにしておりますので、変わらず笑顔でサッカー続けていて下さいね。



ゆうせい。

小学生の頃のプレーの印象がなく、どんな選手だったのか覚えていないほど、中学生になってからのゆうせいは強烈でした。
技術が高い訳ではないし、特別足が速い訳でもないし、身体が強い訳でもないけど、頭脳でサッカーをしている珍しいタイプでした。
みんなの印象ではどう映っているか分かりませんが、ゆうせいは誰よりも早く、伝えた事を吸収し、体現して、自分のモノにします。
一人一人の課題とチームの課題が常にあって、前者の方が1vs1で話す事も多いから伝わりやすいのですが、練習の中では全体に発信する事も多くあります。
ゆうせいはその全体に発するチームの課題をキャッチする能力が高く、個人的に伝えなくてもどんどん吸収して伸びていく選手でした。
『ボールが無い時に状況を確認する事』
『ボールの移動中にもう一度確認する事』
『攻守の優先順位』
この3つがすぐ浸透していたから、その土台に自分のやりたい事を乗せていく作業がすぐに出来て、認知と判断によって自分の形を構築していきました。
いつだってゴールを観る事から始めるゆうせいだから、得点シーンも多く、アシストも多く、足りない部分を補えるだけのサッカー脳で、何度もチームを救ってくれました。
高校でもサッカーをしてほしかった気持ちは今でもあります。
やっぱり彼がプレーしている姿を見るのが好きだし、観ていて何をするか分からないワクワクをいつだって感じていたし、何よりストイックだから、『本気の三浦』が見られなくなるのは本当に寂しいですね。
いつ会っても、何年後にあっても、会えば気軽に話が出来る仲だと勝手に思っているので、また熱中している事があったら教えて下さいね。
中身は変わらず、カッコいい人間でいて下さい!



ふうが。

波のある選手といえばやはり子の人。
しかもその波はいつもビックウェーブ。
自信に満ち溢れている時はノリノリで波に乗れるのに、テンションが低い時はとことん何も出来なくなる。
ある意味、その時の自分の状態を分かってるからこそなのかもしれないけど、やっぱり、口に出した時のふうがはモッてる。
卒業アルバムにも書かせてもらいましたが、この人には『有言実行』これしかありません。
どんな時も自分の口で発した願いを叶えてきました。
ふうがの言葉にはパワーがある。
なかなかいませんからね、自分の強みは大事にしなきゃいけない。
もったいぶったり、使わずにいるなんてもったいない。
どんどんデカい事言ってれば良いんですよ。
誰に笑われても私は信じます。
なんていったってふうがはあーみえて?真面目ですから。
自分が言った言葉に責任を持ってる。
だから叶えられる。
なんとなく言ってしまった言葉を、なんとしてでも現実にしようとするその真面目さがふうがの良い所です。
とは言っても、叶えられなかった事もたくさんあるでしょうし、これから先もあるでしょう。
でもそんな事はどうだっていいので、何度でも言葉に出して、チャレンジしてほしい。
『俺が1点獲りますよ!』その言葉に何度救われてきたか。
目がキラキラしてますからね、そういう時のふうがは。
自分で魔法にかけられたみたいに。
この先も、自分に魔法をかけて、デッカイ事成し遂げた時にはまた教えて下さいね。
デッカい男になることを楽しみにしています。



しょうのすけ。

たくさん話しましたね。
サッカーのことばっかりでしたけど、本当にサッカーが大好きで、明るいムードメーカーでした。
最近は学校で楽しく過ごしているようで安心してます。
入部前から入部後も怪我に苦しんでいましたが、しょうのすけが、自分らしくいられる環境であってほしいと願いつつ、きっとすごい選手になるんだろうなーと感じつつ、2年間一緒に歩いて行けたように感じています。
プレーにおいては、クレバーな良いボランチでした。
試合を創れる珍しいボランチで、間違いなく逸材でした。
この先、どこかでサッカーを続けてほしいなとは今も願っていて、またどこかで会った時には、長話してくれたら嬉しいですね。
どんな選択をしたとしても、GSが帰る場所である事は変わりませんし、何かあればいつだって頼ってほしいです。
また会う日まで、健康には気をつけて。
また会える日を、楽しみにしています。




かいと。

想い出をあげればきりがないです。
GSのセレクションに来てくれた日、なぜかかいとだけが気になって、声をかけて、キックの話をして。
入部当初から、本当はどんな想いだったのだろうか?
部活と並行していた一年時、本当はバスケの方が楽しかったのではないか?とか、サッカーを辞めたくなってしまっているのではないだろうか?とか。
サッカーを、すればするだけ苦しくなって、逃げたくなって、辛かったのではないか?とか。
この学年の子達は本当に優しくて、だからこそ、負い目を感じてしまっていたようにも感じていました。
でも、一度も成長の心配をした事はなかったです。
悔しくて泣ける選手は、必ず強くなれます。
真っ直ぐ相手の目を見て話を聞ける選手は必ず成長します。
どれだけ悔しくても、苦しくても、私の話から目を離した事は一度もありません。
だからこそ、必ず良い選手に成ると分かっていましたし、その想像を、その想定を裏切るほど成長してくれた今の彼を見て、ただただ感動しています。
まだきっと、自信はないと言うだろう。
でもそれは謙虚というかいとの良い所です。
どれだけ良いプレーをしても、『少しは上手く出来ました』『でもまだまだ他の部分が』と。
たくさん褒めてあげたいのに、そう言うから、「そうだよな」って、「まだまだこれからだよな」って返すしか出来ません。
まだここでかいとの成長を止める訳にはいきませんからね。
どれだけの壁を乗り越えてきたか。
どれだけの選手を追い抜いてきたか。
たくさんたくさん褒めてあげたいけど、でも、まだこれからだよね。
高校でもっともっと追い抜いて、私を驚かせてほしい。
送り出してくれた両親に感謝の気持ちを忘れないかいとであれば、謙虚なかいとであれば、先で必ず大きな成果をあげるでしょう。
私には分かっています。
かいとはすごい選手になる。
3年間、信じてくれてありがとう。


ひゅうら。

たくさん考えながら生きている子だなって感じていました。
サッカーしている時の、夢中になって、無心になって、心の底から、自分の感覚に正直にいられている姿を見て、この先もサッカーを続けて欲しいなって思ってしまいます。
やっぱり、遠慮がち。
『優しい』とはまた違くて、自分の意思や意見を譲ってしまう、想いがあるのにしまっておく、そんな彼の目をたくさん見てきました。
でも、サッカーにおいてそれは必要なくて。
自分が好きな事に正直でなければそこに喜びもなければ成長もないから、一年時は、その間違った優しさをぶっ壊す事から始まった気がします。
今でも後輩などに、遠慮してプレーする姿も見られますが、高校ではまた1番下から始まります。
遠慮なんかせずに、堂々とサッカーを楽しんでほしい。
サッカーは感情でするものです。
自由に、自分を表現し続けて下さいね。
貪欲にゴールに向かうひゅうらの姿が1番輝いて見えます。
最高に楽しい瞬間を無くさないように、見失わないように、たくさん考えながら生きて下さい!
またいつでも待ってますね。


けいすけ。

けいすけに出会って、私の夢は成長しました。
けいすけがいてくれたから、自分にもっと自信が持てました。
いつも書いている通り、選手だけでなく、指導者である私まで引き上げられました。
本人はそんな事思ってないと思いますが、彼の全力が、感情が、一緒にいる人達を上に連れて行ってくれます。
『こんなやついない』と、プレーを観て何度思わされたか分かりません。
協調性のチームスポーツで、みんなで同じ絵を描いているはずなのに、1人だけ見てる世界が違う瞬間が何度もあって、観る者の想像を超えてくるから、みんな魅了されてしまいます。
高校へ行っても、染まらず、けいすけらしく、度肝を抜きまくってきて下さい。
けいすけに負けないように、こちらも成長しておきますので、またバチバチやりましょう。
キャプテンがけいすけで本当に良かったです。
けいすけが泣くから、我慢してたのに溢れてしまいました。
ずっと応援していますからね。
全員ぶっとばしてこい。





幸せな3年間でした。

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出会えて良かったです。
卒団おめでとう!!
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# by gsfc15 | 2023-03-13 11:39 | Trackback | Comments(0)