2013/10/14(月) 晴れ 会場 本牧市民公園
15:30キックオフ 70分ゲーム
横浜GSFC 5(3-1)3 Y.S.C.C.WHITE
得点 久保3、高田2
GK 武尾
DF 中村 吉島 西原 安永
東川
MF
高田 髙橋 小杉 久保
FW 内田
交代 内田→伊藤 髙橋→山中 伊藤→足立
総評 グループ1位で終わるにはもう一つも負けられない戦い。グループ内の現状を
伝え、どうしたら1位になる事ができるのかを考えさせる。頭の中でイメージを
させることで意欲をかきたてることがねらい。そして、ここ最近の活動を選手主
導で考えさせながら行ってきた中で、ちょっとではあるが、何か今までとは違う
雰囲気が出てきたことを感じていた。これらがよかったのかは判断し切れないが、
開始40秒での電光石火の先制弾。気持ちよくスタートを切ることができた。
第1戦を1-2で落としている相手へのリベンジ戦でもあったため、いつも以上に
気持ちが入っていた。特に久保は、5点中4点に絡む最高のパフォーマンスを
発揮。貪欲に縦へ縦へ仕掛ける姿勢は素晴らしく、前半は左サイドからの攻撃で
相手を苦しめていた。賢さ、判断力に優れる相手であった為、後半はこの左サイド
を必ず修正してくるであろうと思いながら迎えたハーフタイム。いつも選手同士で
話し合いをさせるのだが、いつも以上に意見が飛び交い、雰囲気のいい光景を
見て、今日は見届けようとあえて何も話さないで選手達を送り出す。
案の定、久保が目立たなくなる。そうこうしているうちに失点。さらに同点とされる。
相手は押せ押せの勢いが出てきて、こういう時は逆転されることがサッカーには
よくある展開。「このあとが大事だぞ!」などと伝えて奮起を促すことは簡単だけ
れども、今日は我慢。選手達だけで気付いて立ち向かってほしかったので何も
伝えませんでした。そうすると、今度は右サイドからの攻撃がよく目立つようになり、
ショートカウンターから高田のゴールで再び突き放す。
消えてしまった久保だが、今日はノッていたので足立を左サイドへ投入。久保を
1トップに替えて1チャンスに期待する。が、ボールを受けようと中盤まで落ちてきて
しまったので、それでは彼の良さが出ないと問いかけるコーチング。
「相手のセンターバックは、どこを突かれたら嫌なの?」
直後のプレーから、下がって受けるのではなく、相手の裏のスペースで受けようと
走り出すではないか。自ら考えて答えを出してくれた事がすごく嬉しかった。
そして、その動き出しから縦パスを引き出して、タイミングをずらしてのダイレクト
シュートで相手の息の根を止める。5-3。全員がよく集中をして気持ちよくリベンジ
成功。
なにがよかったって、同点にされたあの雰囲気の中、突き放して、更に突き放す
ことができた。そして、それらを選手達が考えながら戦ってくれたことが非常に
素晴らしかった。この試合、私のコーチングほぼゼロです。というよりも、今日は
見守ってみようと最初から決めていました。それだけに、この勝利は本当に大きい。
こういう時が、選手達の成長するチャンスだと思います。
また、長期離脱していた山中が、この試合で途中出場ながら復帰。相手攻撃の
芽を早い段階で潰すいい働きをしてくれた。
最終戦に勝利すれば1位です。それまでの期間、どう過ごしていけばいいのかを
みんなで考えながら進めていきたいと思います。応援ありがとうございました。