2013/11/4(月) 曇り 会場 綾瀬スポーツ公園
10:30キックオフ 70分ゲーム
横浜GSFC 2(0-0)4 横須賀シーガルズFC
得点 久保2
GK 伊藤
DF 依田 西原 安永
内田 吉島 髙橋
MF
小杉 東川
FW 高田 久保
交代 依田→中村 内田→佐々木 小杉→山中 伊藤→武尾
髙橋→草井 高田→足立
総評 春からの長丁場のリーグ最終戦。勝てばリーグ優勝となる大一番。
およそ1ヶ月の間、すべてを選手主導で取り組んできたため大事な一戦では
あるが、スタメンから交代、戦い方まですべてを選手主導で行いました。
ある意味大きな賭けではありますが、大事な一戦だからこそ挑戦させたかった。
まずはその勇気を認めてあげたいです。そのつもりでこの1ヶ月を見守ってきました。
一人ひとりが意見を言えるようなった事。
考えながら取り組めるようになった事。
前向きな姿勢でサッカーと向き合えるようになった事。
様々なことに気付けるようになった事。
これらがこの1ヶ月間に起きた変化。今までがだめだったというわけではないが、
確実に彼らの中で何かが変わり始めています。
前日の練習試合での急なシステム変更にも、彼らなりの「目的」や「理由」があった
ので、無謀なチャレンジかも・・と思いながらも否定をせずに挑戦させました。
そして、今日の試合で彼らが選択したのはその新システム。
個の技術は相手の方が上だし、4~5m四方でのパスワークに翻弄されて難しい
試合展開ではあったが、ねばり強くチャレンジ&カバーの連続でゴールを割らせない。
逆に、このチームの強みである久保、高田のスピードある仕掛けでチャンスを作るも
こちらもゴールを割らせてもらえない。
ハーフタイム。出ていた選手、ベンチから観ていた選手それぞれがよく意見交換を
していました。私からは一言二言を簡単に伝えただけ。
後半も集中はしていたが、ボディーブローのように徐々に運動量が落ち始めて、
結果的に4失点で敗戦。優勝は叶わなかった。
それでも、この試合に一つの希望がみられました。1-1の同点に追いつき、その後
再びリードを許す。この時、伊藤が負傷をして数分間試合が中断したのだが、西原の
一声で選手たちが中央に集まって円になり話し合いをしている光景をみて、やはり
彼らは変わり始めていると確信しました。こんな光景は過去の卒業生を追っても
見たことがないし、なにより自分たちで感じて行動を取ったことに意味がある。
1-4になっても諦めずにアディショナルタイムで1点返すこともできた。
このリーグ戦で、一番多くの応援を頂いた試合だったので、もちろん勝って優勝という
お土産を届けたかったし、負けていい戦いなんて無いとは思っていますが、それでも
今日の敗戦は今後の彼らにとって、一つのターニングポイントになる試合だったと
思います。
これからもっと前向きに取り組めるよう、成長のサポートができるよう、彼らと向き合って
いきたいと思います。沢山の応援、本当にありがとうございました。