2018.2.4(日) 天候 晴れ 会場 東扇島東公園
横浜GSFC 4(0-0)0 ヴィクトワールSC
得点:本間、本間-A佐藤、本間-A能美、佐藤
この学年にとっての最後の1年、その最初の公式戦がスタートしました。
最後の、とは言っても彼らのサッカー人生はまだまだこれからであり、決してここで完成完結するものではないのだけれど、区切りのひとつではあると思う。
自分たちが歩んできた2年間。
その2年を糧に最後の1年で何を遺すのか。
先日もミーティングで話したけれど、厳密に言えば残された時間はあと1年どころか約10ヶ月。
色々な人間の想いが交錯し、混ざり合い、苦しくも充実した10ヶ月になる、と想像しています。
10ヶ月の間に彼らが何を成すのか楽しみでもあり、終わりを考えると寂しくもあり…これを書きながら複雑な気持ちになっています。
そして肝心の開幕戦ですが、色々なアクシデントもあり全くベストで試合に臨めない状況。
いきなり初戦から試練の一戦となりました。
『でもこういう時こそチーム全体の力が問われる』
と、ミーティングで話しましたが、しっかり結果でも内容でも応えてくれましたね。
スタート15分は初戦の緊張と不慣れな布陣が影響したのか互いにオープンな展開。
しかし、徐々に自分たちのリズムでゲームを進めることが出来るようになり、相手陣地でボールを支配する時間がほとんどになりましたが、スペースとこちらのスピードを消す相手の上手い守備に嵌まりほとんどゴールには迫れず前半終了。
ハーフタイムでは状況を整理して、少しヒントを与えて後半へ。
足元へのパスが多かった前半でしたが、後半は選手たちも見事にプレーを修正。
「背後への動きとリズムの変化」で後半4ゴールし、何とか勝利出来ました。
''2年を糧に最後の1年で何を遺すのか''
と、書きましたが本当にそうだなと。
不慣れな布陣も日頃から色々なメンバーで試合をしていたから崩れることは無かったし、相手に上手く守られて難しい試合になったけど、昨年の橘中との練習試合で同じ状況が経験出来ていたことがここで生きた。
そしてU-14リーグでの3連敗後から取り組んできたポゼッションはやっとこの1ヶ月で形になり始め、この日は終始ボールを握り相手に流れを渡さなかった。
みんながしっかり努力した結果だけど、私も彼らにちゃんと遺せていました。
良かったー、本当に。
攻撃する時間が長く、守備機会が少ないという守備陣にとっては思っている以上に難しい試合だったけど、声と集中切らさなかったGKを中心とした守備は無失点。
無失点は守備にとってはパーフェクト!
攻撃陣はゲームを安定させた中盤の技術と判断力も光りましたが、有言実行のロングシュートを決め、それに加えて2ゴールに絡んだ10番と全てがワンタッチゴールという抜群の嗅覚でハットトリックを達成した8番の仲良しコンビ(?笑)は圧巻のプレーぶり。
特に8番の彼は途中完全に''ゾーン''に入っていましたね。
2点目取って、これはハットトリックしそうだな~って思って見てました、お見事!
何はともあれ、新生U-15は良いスタートが切れました!!
物語は最終章。
幕は、開いた。
どんなエンディングになるかは自分たち次第。
結果はどうあれ、
良いエンディングだと信じてる。
さぁ、行くぞ!!!