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2018年 10月 22日

10月20日(土)U-14リーグ最終節vsジュニオールJY

2018/10/20/土/晴れ/13:45kickoff/U-14リーグ/ジュニオールJY/@河畔スポーツ公園


GSFC2(1)‐(1)1ジュニオール

20分失点
30分正輝PK

30分泰輝


【前半】
関野  松本  長曽(今井)
  北原  綿貫(峯山)
    豊田
岩崎      新田
  廣重  田口
    筒井   


【後半】
関野  松本  今井
  北原  峯山
    豊田
岩崎      新田
  廣重  田口
    筒井   



U-14リーグ最終節は、怪我人(2名)を含めた14人全員+U-13から1名を招集した15名で挑みました。

公式戦において、未だ勝利のなかったこの代にようやく歓喜の時が訪れました。




怪我の多いこの頃、2名が試合に出られない状況でしたが、14人全員がちゃんと揃いました。
到着後は特に緊張感はなく、とてもリラックスしている様子。

アップも終始楽しみながら終え、いつも緊張している子達なので、今日はこのままの雰囲気でも、、、と思いましたが、やはり最終節であり緊張感を楽しめるようになってもらいたいので最後に圧をかけて送り出しました。


相手は個人技の上手い選手が多く、立ち上がりはその勢いに押され守備に追われる一方で、奪った後もパスが通らずまた攻められの繰り返しで、よく頑張って全員で守ってはいましたが、奪った後に一安心して足が止まってしまうので全く攻め手がありませんでした。

プレッシャーに押しつぶされるいつも通りの立ち上がりではありますが、粘り強く守ったカウンターから松本→長曽でワンチャンスを作り出しましたがゴールは奪えず。

20分、サイドからの個人技で2人が同時に交わされその流れで失点して0-1。

DFラインはよく耐えていましたが、同サイドから攻められる回数が多すぎましたね。


個人技が上手な選手に対して圧倒的に『奪う』能力が足りず、ポジショニング・アプローチ・カバーリングは良くてもどんどん前に運ばれてしまう中盤と前線の選手を交代。

この2名の選手には伝えましたが、今日の相手には良さより悪さが目立ってしまっていたので交代しました。


2名が変わり、高い位置で奪えるようになって、やっと落ち着いて判断出来るようになったので、サイドバックにビビらず攻撃参加するように伝えました。

そして30分、先週から絶不調に悩み苦しみ続けた選手からのパスを受けた今井が強引に運びセンタリング、ペナルティーエリア内で待っていた関野は打たずにドリブルドリブルドリブルで倒されてPKを獲得。

打つのが恐かったようでしたが、自分の中でしっかりと形を持って得たPKでした。

誰が蹴るかと思いましたがしっかり自分でボールを持って来て自ら決めてくれて、初めて追いつきました。

その後もDFライン・GK含め全員でなんとか守りきりハーフタイムを迎えました。

『運が良かった』と子供たちが言うほどひやひやする5分間でした。


ハーフタイムには再確認のみ、『個人技を使ってくる』ということと『恐れず前に出ていく』ことの二つだけ。


攻められ続け相当疲れていましたが、追い打ちをかけるように相手はCBとGKなどを残し半分以上交代。


交代選手はどんな感じなのかまた測らなければいけなくなりましたが、相変わらずの個人技でした。


疲れてはいるが、後半スッと試合に入れたのはこちらの方で、個人技に負けない球際の強さでボールを奪い、抜かれても粘り強くついていき、奪ってからは前へ出ていく選手達。

どちらが決めてもおかしくない時間が永遠に続き、気づけば後半ラスト5分でした。



このところずっと調子が良かったけど、この日はあまり『らしさ』が出せていなかったFW。

何度も心が折れそうになりながら、チームの為に必死に走り続けたそのFWにボールが入る。

DFラインが揃った状態で受けたボールを得意の上体フェイントから右へ右へ持ち出し、ゴールから少し外れた角度から体をひねってシュート、打った瞬間に雄たけびを上げたFW、ボールはGK触れず綺麗にファーサイドへ吸い込まれていきました。


決してビックチャンスではなかった。

どれだけこの瞬間を待っていたかと思うと、涙が出そうになりましたが堪えて、最後の笛が鳴るまで見守りました。

得点後も最後まで気の抜けない展開が続き、DFラインは膝や腰に手をつくほど疲れ切っていましたが、なんとかなんとか耐えきって初勝利の笛が鳴りました。










ずっとこの代には、足りないのは『自信』だと言い続けてきました。

『写真を撮ったら負ける』『親が見に来たら負ける』『親が見に来たら調子が悪い』など、何かと言い訳を作って逃げようとする。

自信が無いからたくさん言い訳をしてしまうし、自信が無いからすぐ心が折れてしまうし、自信が無いから誰かにあたってしまう。

本当は勝つ所を見せてあげたいし見てほしいけど、負けるところを見せたくないから『来ないで』と拒絶してしまう。

自分もそうだったのでよく分かります。

ラスト1年を切り、あっという間に中学生年代最後の日を迎える事でしょう。

その最後の時は全員の口から、『試合を観に来てほしい』と言える自信を持たせてあげられるように、共に成長していきたいと思います。


本当にお疲れ様でした。



by gsfc15 | 2018-10-22 13:20 | Trackback | Comments(0)


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