2021年5月16日(日)天候 くもり 会場 谷本公園
横浜GSFC 1(0-2)2 横浜ジュニオール
得点:リュウセイ
何回かの延期を経てついに開幕した市長旗杯。
選手たちは勝ち上がり先を見据えていたようですが、試合の入りは慎重にというか少し消極的でした。
立ち上がりから相手にボールを持たれ主導権を握られてしまい
ボールを持たせてる、のなら良いですがこちらの守備の距離が少し遠く、相手はあまりプレッシャーを感じずにプレーしていたように思います。
やらせておいてもミスをしてくれるのなら良いのですが、ピッチコンディションも良く、プレッシャーの少ない状況でミスをする子が少なく、逆に自由にやらせてしまっていました。
これはクラブユースでの成功体験がそうさせていると思いますが、試合でも伝えたようにあの時は「ポジショニングは引いていても気持ちは引いていない」状態でした。
引いて守っていても最後のところは前に出てやらせない!
絶対に先に触る!
先に捕る!
という強い意識がクラブユースではありました。
クラブユースが終わり、相手との距離が1歩2歩遠くなったように感じ、
常に心配がありました。
GKとDFの連携ミスとミドルシュートから1失点ずつ、0-2で前半は折り返し。
ハーフタイムではSBが下がり、DFラインを埋めすぎてしまっていたことで中盤の選手も下がらざるを得なかった、という部分の仕組みと理由を確認。
そして点を取らなければいけなかったので前がかりの意識を持つこと、特にインターセプト狙うこととセカンドボールを制することを強めに伝えました。
後半は代わってずっとGSペース。
プレスの強度が高まり、積極的な守備で封鎖し、セカンドボールも制してリズムを作りました。
攻めに攻めて決定機も得てゴールへ何度も迫りましたが決めきれず1点止まり。
今回の結果は自分たちの実力不足でないという思いが強く、相当悔しいと思います。
でも、正しいアプローチをしないと結果はどう転ぶか、本当にサッカーはわからない。
われわれがクラブユースで素晴らしい試合をしたように、どんな強いチームでも苦しむことはある。
勝たないと得られないものはある。
でも負けから学ぶことはできる。
そうやって強くなってきたチームなので
また成長のチャンスだと捉え
リーグ戦で爆発してもらいたいです…!