横浜GSFC U-15

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2022年 03月 09日

3月6日(日)U-15リーグ第2節 港北FC

2022/3/6/日/晴れ/強風/9:00kickoff/U-15リーグ第2節/港北FC/@大神スポーツ広場

横浜GSFC 2(1)-(1)2 港北FC

22分ユウセイAヒュウラ
34分失点CKニヤ越えた所→ヘディング

17分失点
26分ショウタFK直接

U-15リーグ2戦目の相手は、去年の年始1発目に練習試合をさせて頂いた港北FCさん。
前回は上級生にGKをやってもらいましたが、1-3で敗れた相手との再戦となりました。

2月5日の公式戦後から、課題であるゴール前の部分、特に『シュートの打たせ方』についてはトレーニングを続けておりましたが、時間も1ヶ月空いてしまったので、前回開始直後に失点した事だけ伝えて試合に臨みました。

この日は風が強く、グラウンドもイレギュラーの起きる状況が多く、互いに環境との戦いも少なからずありました。


試合開始直後は風の影響でボールの落下点が掴みきれず危なっかしいシーンもありましたが、DFライン・GK含め、関係性が安定していて前回のように慣れるまでに失点しそうなシーンはありませんでした。

ただ、FKだけは1本目から気になっていて、相手に良いキッカーがいて、毎回DFラインの頭をギリギリ越してきて、風の影響もあってかFKがゴール前に落ちてしまう事が多発し、そこだけは気になっていましたが後は守備面で気になる点はなく。

攻撃においてはまずカンタの反応が良くて、どんなボールに対しても常に相手より先に動いてボールを予測しているから、他の選手のプレーがミスにならず、マイボールの時間が多くなり、あまり本人が触っている印象はないかもしれないけど、チームとしてカンタが一番前で走り回ってくれた事が、攻守において前半の良い流れを作っていました。

そして両サイド自分の持ち味を互いに発揮、常に相手のゴールに向かってプレーするから可能性を感じていて、後半出場した二人の選手にはそこが足りない部分だったかなと思います。

トップ下の二人は一貫して守備で能力を発揮してくれて、マサキは特にテスト休みを明けて動きのキレがもう一つ上がって、攻撃においても余裕を感じられました。

スバルに伝えていた課題である、浮き球の判断についても常にチャレンジしてくれているので相変わらず真面目で良い選手ですね。
周りを活かすプレーヤーとしてはこの日も活躍をしてくれていましたが、自分が決定的なプレーをするという一番の課題はまだ引き続き継続ですね。

サイドに入った瞬間に両サイドバックの攻撃参加も目立ち、『ここで使ってあげていれば。。。』というシーンが何度もありましたが、見えているかどうかが大事ですので、ボールは来ませんでしたが良い上がりが多かったですね。

前半の終わりにCKからヘディングで決められましたが、ヒュウラが毎回ニヤで前に出てかぶっていたので、強風にやられた事がビデオで分かりました。

※ニヤにはデカいやつを立たせる事が大事です。

後半に交代人数ではなく、交代回数に制限があるのでハーフタイムで7人変えて、トップ下には相手がダブルボランチの1トップ下だからいつもみたいに待っていてもフリーにはなれないよ、と伝えて送り出しました。

後半は開始から前線での収まり所が無く、トップ下が潰され、DFラインが何度奪っても前に進めない状況が続きました。

『相手が前に獲りに来ているから裏を獲って相手のラインを下げないと足元は難しい』という事を試合の中で伝えてはいましたが、どうしてもポジションから離れられないトップ下、下がって来てしまう両サイド。

完全にハマっている状況でFWのハルトにボールが入らず、DFラインは防戦一方でした。

前半と後半の違いは間違いなく『優先順位』です。

目的はゴールを奪う事であって、出来るだけゴールに向かって近い所でプレーをしたい。

下がればフリーになれるしボールは受けれる。

でも後半のサイドの選手には、なぜ下がって受けたのか?それが無い。
トップ下の選手も、なぜそこのポジションで受けるのか?に目的が無かった。

どうやったら自分がゴールに向かえるのか?


カイトであればサイドのライン際で裏へ走って自分の形を作っての勝負が一番ゴールに向かえるはず、なのになぜか下がって来て、中で受けてしまう。
本人にも伝えましたが、自分の長所で勝負する事が大事。
出来ない事を出来る様にするのも大事だけど、自分の長所をもっと信じて頼って欲しい。
彼は良い状態でゴールに向かうプレーが出来なかった。
何度でも言うが、ライン際からの1vs1、ゴールへ向かうクロス、シュート、これが彼のストロング。

ヒュウガは練習でも最近よく話をしているが、ポジショニングは良いけど、ファーストタッチが悪すぎるという点において、この日はまず球際で戦えていないかった。
自分が苦手であるプレーにおいて、一番必死にならなくてはいけなかったけど、終始プレーが軽かった。
悪くない判断もあっただけに、休みが多かった今週の練習不足が原因かなと伝えました。

ツバサに関しても怪我の休みがあったので、どうなるかなと思っていましたが、やはり彼はボールタッチが繊細な選手なので、良いコンディションでないと余計に上手くいかない事を感じられました。

フウガに関しては最初から『全身筋肉痛で動けません』と言っていたので、有言実行男は発言通り動きもタッチ感も良くなかったですね。。。
彼はやっぱり調子が良い時は出る前から口も気持ちも調子良いですから、練習が調子よかっただけに当日に良い準備が出来ていなかったようですね。

ハルトはやっぱりカンタと比べて歩いている時間が多い。
サボっている訳じゃなくて、狙っている時間が短い事が原因で、いつだって自分の所に来ると思っていれば反応は早いはず。
さらに、相手が止まっている時に先に自分が動いていれば相手より一瞬速く動ける。
ビデオを観ると、ボールが自分の所に向かって来てから動き出してる。だから相手の方が足が速いと先に触られてしまう。そんなシーンが多い。
身体はカンタより強いし、球際もハルトの方が強い、でもなぜボールが収まらないのか。
ビデオを観て、試合の中で自分の長所をどう活かすか模索するしかないです。
練習でも伝えている、ボールじゃなく先に相手にぶつける、という意識も公式戦となると薄れていましたので、冷静に、自分らしく。

ショウノスケは久しぶりに35分やり切れた事がまず良かった。
体力的には本人も心配無かったようですが、試合勘の欠如、流れに対して少し引き気味な姿勢になるシーンがありましたので、今回プレーして少し試合のイメージを取り戻せたかな?というところ。
次回に期待してます!

コンディションに不安のあったカズトですが、ラスト10分で危ない場面を2度ほど抑え、少し前であればピンチになりかねなかったシーンも、冷静に力強く前に出て対応出来ていましたので、難しい流れで出場した中、メンタル面の成長を強く感じられました。

CBは相変わらずどんな環境でも順応してくれますが、珍しくシュウエイが後半キックが上手くいかずキレてました。。。
自分の中だけでストレスを押し殺してくれたおかげで、チームの雰囲気が壊れずに終えられていました。

そしてサイドバック。

今、新しい選手も増えて激しいスタメン争いが繰り広げられておりますが、スタメン構成として、私は一番に失点しない事を考えています。

DFの選手だから、という事もありますが、このチームのストロングとウィークを考えても、まずは失点してはいけないと考えています。

その中で選ぶと、やはり一番上に来るのはヒュウラであり、ユウスケ。

この日はアシストも決めていますが、ヒュウラは攻守共に2つくらい抜けてきました。

今回の2失点目、1節の3,4失点目、全てにジュンペイのポジショニングが関わっています。
失点にはたくさんの要因がありますので、一人の選手が全責任を負っているという訳ではなく、ジュンペイ一人のポジショニングが変われば防げる点だったという事。

特にスペースに対して敏感になれていないのが課題ですが、ビデオを観ても、いつも『まあ大丈夫だろう』というズボラさが伺えます。。。
攻撃に関しては縦横無尽に駆け上がってゴール&アシストに関わっていけるだけに、ここが成長しないと『負けている時のスーパーサブ選手』で定着してしまう。

逆にユウスケはスタメンで無ければ『勝っている時の抑え』の選手として交代期用されるパターンです。

カズト、クウトに関しては、自分のストロングを出す事から始めないといけない。
これは全員に言える事ですが、ストロングポイントを試合で表現出来ない選手は、攻守共に可能性を感じにくいです。

どれだけ良いモノを持っていても、本番で表現出来なければ正直にいうと評価は低いです。

カズトのクロス、クウトはオーバーラップの後に何をするのか?
その持ち味を表現出来ず、堅実に、ミスをしないようにプレーしているうちはスタメン、途中交代の選択肢としては難しくなります。


リーグ戦では交代人数に制限が無く、みんな出場させてあげられますが、4月から始まるクラブユース選手権のトーナメント戦や、高校へ上がってからは、交代人数も決まっていて、選ぶ側もとても慎重にメンバー構成を行います。


出してあげたくても出せない時期、試合に出たくても出れない時期、が近づいています。

今のうちにもっと自分の長所をどこでも発揮出来る選手に成っておいてほしい。


試合の途中で泣いている選手がいました。

私に腹が立っていると思うし、それと同じくらい悔しさが押し寄せて来たんだと思う。


変わりたかったら行動するしかないです。
負けたくなかったら、それ以上の努力をするしかないです。

気持ちだけ、意欲だけ、口だけで状況が変わるほど現実は甘くありません。
自分で変わるしかなくて、自分で変えるしかない。

良いライバルがたくさんいますから、負けないでください。

そしてユウセイ、ショウちゃん、最高でした。

ヒカリ、また力を貸してください!!
3月6日(日)U-15リーグ第2節 港北FC_a0109314_15105890.jpeg


by gsfc15 | 2022-03-09 15:09 | Trackback | Comments(0)


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