横浜GSFC U-15

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2022年 06月 04日

5月22日(日)U-15リーグ第8節 FASCINATE

5/22/土/U-15リーグ第8節/FASCINATE/16:45kickoff/@ギオンフィールド

横浜GSFC 0(0-0)1 FASCINATE


この学年の試合を担当するのは初めてかな?
日ごろから練習も見ているし、試合も現地やビデオでチェックしたりコーチ間で毎週ミーティングもしているのでイメージはありますが、
実際に1試合指揮するとなると細かいところが勝敗を左右するだけに簡単ではないなと思っていました。

それでも前日の土曜日にリーグ戦に帯同できたので、選手たちの様子もプレーも確認できて、イメージはだいぶ膨れました。

当日はフウガと体調不良で前日に続きハルマがお休みでメンバーは17人。
連日のリーグ戦となり、疲労も気になりましたがミーティングとウォーミングアップを見ている限りでは心配は無く、集中して気力もみなぎっているように感じました。

まずはミーティングで私の考えを伝え、その上で選手たちがどう感じるかを確認しました。
この日はとにかく勝たなければいけない、というところからのスタートだったのでどう点を取るかをずっと考えていました。
選手たちに得点パターンは?と聞くと、
・クロス
・前プレのひっかけ
・フウガ
と言っていました。
個人名が得点パターンというのはちょっと笑いましたが、そのくらい頼りになる存在ということですね。
ただ、前日も得点した得点パターンは今日は無い。。

3つとも私の想像した得点パターンと一致していましたが、それに加えこの日に伝えたのは左サイドのスピードを活かすこと。
前日のリーグ戦もそうでしたが、相手GKとDFラインの間のスペースを上手く使えたらもっとゴールに迫れるのではないかと見ていました。
とはいえ、スピードが無いと間に合わずただボールを失ってしまうので、スピードのある選手の多い左サイドを活かすイメージを伝えました。

守備ではポゼッションをしてくる相手に対しての守り方の確認をしましたが、これについては今までも曽谷コーチから伝えられていると思うのでこちらは確認程度にとどめ、試合の中でどのくらいできるかをまずは見てみようと思いました。
この学年は守備からスタートしてここまで来ているので、練習で見たり一緒にプレーしてみても守備の部分はとても良いので試合前も特に心配はなかったですね。

キックオフして、相手はやはりしっかりポゼッションをしてきて、こちらはそれに対して引かずに守っていきましたね。
広く、人工芝のグランドだったのでもっとやられるかと思いましたが、マサキが1人で相手ふたりを常に相手しながら上手く守っていたのと、トップ下の選手がしっかりと危険な時は帰ってきてくれて攻撃6:守備4くらいのバランスを保ったまま下がりすぎずにプレーしてくれていました。
これは危ない、と危険な状況をしっかりとキャッチ出来ていて、それに対して対処できるという部分で守備の戦術理解は高くなったなと思いました。
またそういう意味ではCBシュウエイ、ケイスケ2人も出るとこは出て、時間をかけるところはかけて。
SBのカバーリングまでしっかりこなし。
CBふたりの余裕はどのレベルまで通用するのか。。

SBも果敢にインターセプトを狙ってくれたし、CBの裏やファーサイドのカバーリングもしっかり中まで入ってきてくれていたのできちんと守れていました。
そしてやはりGKヒカリの存在が大きく、、この日も何度も助けてくれました。

失点は後半、こちらの右サイドからのセンタリングをファーから詰めてきた選手にコントロールされてしまったもの。
この時左SBだったクウトもしっかりマーク出来ていましたが、シュートコースを切ることに精一杯になってしまい、上手く相手にかわされてしまいました。
終わった後、とても悔しそうでしたが真剣勝負を経験してまだ6カ月。
練習も練習後の片付けもいつも一生懸命にやっているのを見て、そりゃ成長も早いよな、と。
今回は相手が一枚上手でしたが、ミスらしいものはこのひとつくらい。
だからこそより悔しいだろうけど、この経験を必ずプラスに変えてくれる選手だと思っています。


さて、攻撃ですが。
結果的に1点も取れず、、でしたがチャンスは作れたのかなと思います。
ミウラ、カイトのスピードを活かし、SBのジュンペイ、ヒュウラ、クウトのオーバーラップによる厚みも活かす。
という狙いでしたが、WG2人は思ったより相手DFラインの背後を狙うことが出来ず、足元で受けれる位置をファーストチョイスとしていることが多いように感じました。
もちろんボールを受けられる場所にいることは大事なのですが、優先順位がどうなっているのか。
パスの出し手ももちろんですが、受け手もまずゴールを狙うこと、ゴールから逆算してポジショニングを取ることが大事で。
背後を狙う練習も平日にしてきたと思いますが、もう少し個々の理解や駆け引きの質を高める必要があるのかなと思いました。

それでも何回かは形は出来ていて。
右で作って左で仕留める、というプランの通りカトハルが右サイドでおさめて左で待つミウラにスルーパスを通したのがこの日1番のチャンスだったでしょうか。
結局この時シュートは打てず、、
フィニッシュの場面では速く、正確な基本技術が必要になってきます。
なぜなら、相手も絶対シュートは打たせないという気持ちで寄せてくるし、他のDFも一生懸命戻ってくるから。
そういう意味で、ゴール前でのプレースピードとそれに合わせた技術の向上、アイデアはさらに必要だなと感じます。
これに関してはその後の練習でも取り組んできているようですので今後どうなっていくか楽しみなところです。

惜しくも0‐1敗戦、、という試合でしたが、実は1年生時にU-13リーグでも戦っていてその時は0‐6。
リベンジを誓った相手に勝つことは叶いませんでしたが、成長も感じられるところまで来たのではないかなと思います。

今はね。
そう今はね。

まだまだこれから。
あと3年、あと7年、さらにその先でどうなっているのかが大事だからね。


3年生、公式戦担当させてもらって楽しかったです!
勝たせてあげたかったなぁ。。

5月22日(日)U-15リーグ第8節 FASCINATE_a0109314_13140741.jpg


by gsfc15 | 2022-06-04 13:14 | Trackback | Comments(0)


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