横浜GSFC U-15

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2022年 07月 11日

7月9日(土)U-15TRM三浦学苑高


7月9日(土)
三浦学苑高校
13:00~15:00
35分×3本
@佐島なぎさの丘G

1本目
0-5

2本目
0-6?

3本目
0-3


県内の強豪、全国レベルの選手達が集まる高校と練習試合をさせて頂きました。

U-14からもGK含めて5名招集し、1本目のメンバーは進学先として興味を抱いている選手達を中心に組みました。


この日伝えた事は一つだけ。

『足の速い選手との1vs1について』のみ。

個人での課題も含めて、意識の高い状態が続いていましたので、高いレベルでそれがどこまで表現出来るか?何も言わずに見ていました。


OBもいるので、どんなサッカーをしてくるのかは把握はしていましたが、4-4-2の2トップに対して、両CBがぴったりとマークを付いていましたが、シンプルにDFラインの裏のスペースへ落とされ、転がされ、スピード・フィジカル勝負となり、置いて行かれてピンチなる・失点するシーンが続き、久しぶりに両CBの課題が見られましたね。

『前に強い2人』が、スピードは少し足りない2人。

それでも、予測とフィジカル、そしてカバーで守り切っていたこれまでですが、予測は出来てもそれを越えてくるスピードとフィジカル、さらに2トップなのでカバーリングの距離も遠く、何度もぶっちぎられてしまいましたね。

中盤3枚がボールを引き出して、良い位置で受けられていたのはとても良かったですが、スバルは首を振って課題に取り組んでくれていましたが、やっぱり右サイドでのターンに慣れていないのか、ボールが少しでも離れるとスピードとフィジカルで抑えられてしまい、プレッシャーを感じ過ぎてトラップミス連発で不発。翌日の練習では左サイドで豪快なシュートも決めていましたので、それをどう捉えるか?

ハルマは受けた後の人工芝でのパススピードに苦しみ、相手に引っかかり、判断が命の選手ですが、ミスが続き周りが見えなくなってきて立ち位置も悪く不発。


唯一堂々と状況を把握し続けて自分の課題と向き合い続けて結果を残したのがマサキ。

相手を見て立ち位置を決める事、そして相手のいる方にターンしない事、この二つがクリアされていたので、本当にミスが少なくて、無駄な動きが少なかったので疲れる事もなく、この相手でも余裕を持ってプレー出来ていましたね。

左サイドでは、技術ミスは仕方ないにしても、判断の部分と、自分の特徴を出す、という点においては十分通用していたカイト。
もちろんインパクトを残すプレーが出来た訳ではないし、もっとやれることがあったと自分でも反省をしておりましたが、それにしても、落ち着いてやるべき事が判断出来ていました。
自信がついてきた証拠ですので、慢心せず、このまま努力を継続していきましょう。

そして右バック、アップから元気のなかったジュンペイ。
自分が行きたい高校として燃えるべきターニングポイントだったはずですが、それ以上に緊張が勝っていたのか?リスペクトが勝っていたのか?堂々とプレーする事が出来ずに、顔を下げたままドリブルするシーンばかりが目立ち、息切れも早く、彼の良さが何も魅せられずに終わってしまいました。
その週の平日も、少し軽いプレーが多く見られたので伝えましたが、高校サッカーで生き抜くために必要な部分を彼は持っていますので、常時発揮出来る様にまた伝えていきます。

途中で変わったクウトは、自分の良さである球際で闘う姿勢を見せてくれましたが、課題である攻撃参加まではこの日もチャレンジ出来ず、高校生相手に満身創痍でもぶつかっていく姿勢には感嘆しました。

FWのユウトは、持ち味である『どこからでも打ってやるぞ』精神は感じられ、それがゴールに向かい続ければ恐い選手ではあるんだけど、自分の中でどんな状態で打ったシュートがゴールに飛んでいるのか?が把握できておらず、ただ思いっきりシュートを打つだけだけだから、外から見ていても『これは可能性が無い』と分かる。
良い状態で打つシュートにはパンチもあるし可能性を感じるので、自分を理解して、ちゃんと判断していく事を、積み重ねていかないと、ただのシュートマシーンになってしまう。
シュートを打てているから本人としては悪くないように感じていましたが、周りが死んでいるシーンが多かった印象の方が強かったです。
3年生にとって点を獲ってくれるFWがいない、『シュートを打ってくれる』FWがいないのでユウト推しの選手が多いだけに、惜しい!!!

そして、この日随所で見せ場を作ったのが右の翔ちゃんと、サイドバック酒井さん。

サッカーを観て来ているからこその、サッカー感というモノが元々ありましたが、それを発揮する為の技術がやっとついてきたな。
という所で、このレベルでの試合になりましたが、フィジカルとディフェンス、判断についても今までで一番の翔ちゃんが出ましたね。
今までに見たことない数の右足でのプレーも観られて、面白くなってきましたね。今後にも期待です。

試合後に涙ぐんで『何も出来なかった』と言っていましたが、この日一番良かったのは酒井さんでした。
スピード差があれだけあるにも関わらず、ポジショニングと予測で自分のサイドの攻撃を完封し、奪ったボールも丁寧に攻撃を繋いで、彼のいるゾーンだけ全く攻撃されませんでした。
本人としては平日もゴール前まで駆け上がって豪快なシュートがやっと打てて入るようになったから、もっと上がってチャンスを作りたかったようですが、ちょっとヒュウラのDFは化物レベルでした。。。
結果思考だからチームが負けたから良くないと思っていますが、どこまで通用するのか本当に試してほしい選手です。


2本目の前に、相手2トップ(足の速い選手)の守り方を伝えてスタート。

ナオヤがその意図をしっかり頭に入れてプレーしてくれたので、左サイドからやられるシーンはほとんどなく、右サイドのユウスケは『絶対負けねえ』と意気込んで突っ込んでスピードでやられるシーンがちらほら。。。
シュウエイもまだラインダウンが遅く、1本目より完全に置いて行かれる事はなくなったけど、まだ感覚は掴めず。

トップ下2人、フウガは最初の10分くらいは集中していましたが、失点がかさむと諦めモードでスイッチオフ。。。

ツバサは、この週平日から寝過ごし、遅刻等してきた流れで、この日も遅刻して来て良い準備が出来ておらず、昔のように判断なくただボールだけを見てプレーしていたので半分で交代。

右サイドヒュウガは相手が速いから1タッチプレーを意識していたのですが、ビビり過ぎていたのかフリーの状態でも1タッチしか出来ず、良いポジションで受けられていただけにちょっともったいなかったです。悪くなかったのですがこの日は翔ちゃんが良すぎたので1本だけ。

左のミウラは、坦々と自分のプレーをこなしていましたが、やっぱり自分のストロングを見せるのが上手い。
強みだけで戦うから、通用するシーンが多く、自分のターンには仕事をきっちりこなす職人。
チームの為に献身性が出てくると本当にすごい選手になりかねないのですが、自分のサッカーの楽しみ方を大切にしている選手ですので、致し方ない部分も。もしスイッチが入れば恐ろしい選手になりますが。

ツバサと共に遅刻してきたカンタは、フィジカル負けが続き、珍しく言葉でも諦めモードで特徴を出せず。。。

3本目、ここまでボコボコにされていましたが、全員が出たい意欲を見せてくれて、メンタル的な部分でやはり成長を感じました。

3本目はボランチのケイスケ、FWのタクがセンターラインで特徴を見せてケイスケが潰して、タクが1タッチ2タッチでリズムを作って、流れるような攻撃も出来始め、3本目に関してはやっと彼等らしいサッカーが出来ていたように感じます。

レオは3回に1回くらいストロングである個人突破で一人は剥がしますが、その後のパスが合わず、普段から伝えていますが、レオが『出したい所』に出しているから、味方が欲しい所と違う場所にパスが出される事が多い。
平日の練習ではちょっと変わって来た印象を受けたのですが、”試合”となると、もう少し時間がかかりそう、かな?

3本通してGKを務めてくれたレン。

長所である前への飛出しは完璧、でもやはり高校生相手にその後ひるんでしまいボールをこぼしてしまうシーンが多かった。
キックに関しても狙った所に飛ばず、空中戦に弱い所へのボール配球が多く、これは彼が自信を持って挑んでいる証拠ではありますが、やはり、自分のキック以上に、失点しない事を考えるのが最優先であり、GKとして必要な考え方。
チャレンジをする事はもちろん良い事ですが、上手くいかない日は、判断を変えていかなければいけない。
これもやはり判断ですが、そこが足りなかったようには感じました。
今のレンが出来る全てを出してくれた事は感じられましたので、引き続き一緒に成長していきましょう!!



夏休みには高校生との試合も含めてたくさん組まれておりますので、今週はしっかり休んで、来週からの連戦に備えましょう!!


大変お疲れ様でした!!




by gsfc15 | 2022-07-11 13:15 | Trackback | Comments(0)


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