1月9日(月祝)U-15グロースカップ最終節アトラエンセ平塚

グロースカップ最終節

vsアトラエンセ平塚

横浜GSFC1(1)-(0)2アトラエンセ平塚

１分スバルAカイト

年明け一発目にグロースカップ最終節が入り、U-15は年末に一番早くオフの期間が始まるので、各自『良い準備を』と伝えて明けた2023年の初蹴り。

3日の初蹴り、そして金土日としっかり練習に来たU-15の選手達は抜群の動きを見せてくれました。

ケイスケ、マサキ、スバル。

この３人に関しては1試合を通して最後までストロングポイントで相手の優位に立ち、去年の5月に行われたU-15リーグでのアトラエンセさんとの試合から、大きく成長と違いを魅せてくれました。

どんな準備をしてきたか？

結局すべてはそこだと思っています。

口だけで良い結果が出るほど人生甘くないので、行動して、何かを変える努力をする事でしか成長は難しい。

約1週間休んだ後に体力も試合勘も取り戻すのはそんなに簡単ではなく、年明けちゃんと来ていたシュウエイでさえ、受験勉強期間の試合勘がまだ少し戻っていない訳で、体力だけでなく、サッカー感というものはグラウンドでプレーしなければ養われません。

復帰明けのカンタ、もともと前半半分だけの予定でしたが、それだけでも死にかけていて、年末も年始も練習にあまり来られていなかったツバサも後半半分だけでしたがすぐに息が上がってしまいプレースピードについて行けず。

それでもやっぱり、そういった経験が後に必要になってくるので、上手くいかない事は分かっていても、出場して、後悔して、準備の大切さを知ってもらえたら嬉しいですね。

アップからリラックスムードのGS、緊張してしまう選手もいるので、今日はこの雰囲気のまま試合に向かってもらおうと決めてました。

試合前に伝えた事は、前回のU-15リーグでは、枚数をかけて奪えているけど、その奪った1本目のパスが獲られてまた攻められる、事が多かったので。

中盤が枚数をかけて奪う→逆サイドの選手は中に絞って受ける→サイドバックは奪った瞬間に高い位置を獲る。

彼等のストロングである守備は問題ないけど、奪って満足して休んでしまう傾向があるので、攻撃の為に守備をするという話をして試合スタート。

開始1分、前日の練習でノっていたカイトが早速得意の形で縦突破、丁寧なクロスに1度は対応されましたが、3枚目にしっかりマイナスに入っていたスバルが呼び込み、左足で丁寧に狙いを定めてポストに当たりながら逆サイドへ決めてくれました。

練習で良く観る形をカイトが自信を持って表現してくれて、クロスに対して中3枚の形をいつも丁寧に走り込んでくれるマサキ、スバルが関わってのゴール。

左サイドでの得点の形が無かったスバルだけに相当嬉しかったでしょうね。

クロス時にあそこに入ればシュートが打てる。という記憶を忘れずに、これからも形を作って行きたい。

ゴールについて一番悩んでいたスバルの得点はとてもうれしく、また、いつも通りのカイトがみられて安心しました。

その後も、互いにストロング勝負。

守備vsドリブルの攻防はどちらかというとこちらの守備が効いていて、何度か『やられた』と思うシーンもありましたが、そこはバンケイスケの壁が全てをシャットアウト。

そのカバーにシュウエイ、さらにヒカリと。

安定した後ろの関係性が出来上がっていましたが、ちょっと気になっていたシュウエイのステイ。

カンタが復帰明けで振り回されてヘロヘロ状態ではありましたが、嗅覚は健在。

『ここにボールが来る』という流れを読む力から、大好き安保との関係で裏へ抜け出し1チャンス作ってきましたね。

体力は別として、試合が無くなっていなくて安心しました。

そして前半はもう左サイドでカイトが無双状態。

中へしか行けなかった仕掛けのレパートリーに縦突破が増えただけでここまで緩急のあるスタイルになるのかと驚かされながら、何度も自らチャンスを作り、シュートは、、、ちょっとだけ早かったですね？

でも、入る可能性があるタイミングばかりで、一番相手の脅威となっていましたね。

前回は緊張して顔が引きつっていたので、リラックスして挑めたようで良かったです。

試合前に伝えた『サイドバックの立ち位置』については、やはり奪って休んでしまう瞬間が多く、特にクウトはいつもより頭が休んでしまう時間が長く、出足がストロングの彼なので、全部ではありませんでしたが、前回の試合よりはノリきれてはいませんでしたね。

翔ちゃんも、明らかに身体の動き、キレが悪く、試合勘はあったのですが、いつも以上に集中力が続かず、球際の強さは間違いありませんでしたが、準備の部分でクウト同様少し遅れていましたね。

前半は危ないシーンは最初のFK時くらいで、それ以外は完封していて、成長を感じさせてくれました。

ハーフタイムで、伝えた事は変わらずサイドバックの立ち位置と、疲れて来て、ケイスケが抜かれたらやられるよ、という話で。

足だけでなく身体ごといけていた前半は問題ありませんでしたが、疲れて来て、足だけで行くとヤバいなーと。

後半は立ち上がりから、明らかに体力切れの選手がチラホラ見られ、腰が高くなってきて守備で軽くかわされてしまうシーンが多くなっていました。

それでも、マサキ、スバル、そしてハルミチの安定した守備のおかげで崩れる事はありませんでしたが、どうも左サイドのカイト君が急激に集中力が切れていて。

試合中はその理由が分からず、試合後に話をしてもパッとしない返答だったのですが、試合を観返して判明しました。

後半始まって5分後くらいにガッツリいった守備からイエローカードを貰い、明らかに挙動不審になっていました。。。

それまで強く行けていた球際や競り合いで、もう一枚貰って退場するのを恐れて全く守備が機能しておらず、フリーで来たボールだけは頑張っていましたが、イエローカード1枚によって委縮してしまったようで、本人も気付いていなかったのですが、ビデオを観れば明らかなので、そういった経験もまたこれからの彼には必要なので良い経験が出来ましたね。

やっぱり性格の優しい子なんでしょうね、でも、そこでビビッてしまったらチームは負けてしまいますので、何も恐れずに戦ってほしいですね！

予定では後半からケイスケはボランチの予定でしたが、一つ前に出したらやられるのは目に見えていて、勝っていた事もあり、本人も今日はCBを希望していたので、ヒロトには申し訳ないけど少し待ってもらい、10分後に変更しました。

ケイスケを一つ前に出すと、やっぱり前半から気になっていたシュウエイのステイが相手に勢いをもたらし、たった5分間ではありましたが相手に一気にペースを掴まれました。

再交代が出来ないので、悩みましたがナオヤに前をやってもらい、ボランチにマサキ、トップ下にツバサを入れてケイスケをCB戻しましたが、しっかり決められて１－１にされました。

試合後にツバサ本人にも全体に向けても話はしましたが、良い準備が出来ていない選手は基本試合には出れないし、その理由はもちろん上手くプレー出来ないからで、入って一発目の守備で抜かれ、ストロングの攻撃ではチャンスのCKでミスキックと、本人が一番悔しい思いをしたのは分かっていますので、だからこそ、良い準備する為に休まず練習に来ましょう！！！！

その後は守備が明らかにずれ出して、翔ちゃん、カイト、ツバサ、の関係が上手く機能せず、マサキ、スバルの気の利いた守備能力の高さが改めて浮き彫りになり、疲れて来て足だけで獲りに行き出してからは相手のストロングが勝り続け、2失点目をくらい1-2で逆転負けとなりました。

前半は間違いなく圧倒出来ていただけに悔やまれますが、何度も言いますが、良い準備が出来ている選手が少なかった。

それにつきますね。

それでも、去年5月の1-3での敗北に比べて、成長は強く感じられましたので、この借りは高校で返してもらいたいですね！！

これにてU-15の公式戦は全て終了となります。

いつも力を貸してくれたU-14の選手達、ありがとうございました。

ここからU-15はコブラへの参加がメインとなりますので、一緒にプレーして引き上げていきたいと思います。

まだ終わりではありませんので、受験後にまたU-15のみんなで練習試合しましょう！！

ひとまず、大変お疲れ様でした！！