2023年 04月 10日
4月9日(日) U-13TRM vs上白根北中学校(2.3年) 8:15~10:30 25分×4本 @上白根中学校 1本目 0-1 2本目 0-0 3本目 3-1 むねAるい るいAむね るいAそら 4本目 0-2 この学年初めての練習試合となりました。 体験練習時や、約一週間練習を行った中で、選手一人一人に特徴がある子達だったので、フォーメーションから、ポジションも含めて適正と特性はすぐに把握出来ました。 この練習試合でも選手達に希望ポジションを確認しながら行い、また先で、選手達のポジション希望によってフォーメーションが変わる可能性もありますが、現2年3年生、前回担当した学年の1-4-3-3ではなく、この代は1-3-5-2の形で取り組んでいきます。 到着後、最初に選手達に伝えたのは、『遅刻者はスタメンでは出れない』ということです。 24人いる中で、中学生なのでアクシデントは付き物で、そこから学んで行って欲しい想いもありますし、真面目に来ている選手達が馬鹿をみる事は嫌なので、準備の面も含めて、最初に伝えさせて頂きました。 だからといってその日試合に出れない訳ではないので、ミスをしながら学んでもらえればと考えております。 相手は2・3年生ということもあり、フィジカル要素のパワーとスピードでは負ける部分があると思っていました。 だからこそ、優先順位→判断の部分をメインで伝え、ボールを観る時間を減らして『状況を確認する事』と『ゴール→2トップをまず見る事』この二つを伝えて試合スタート。 最初選んだ11人は、遅刻者抜きで今日までの取り組みを観て選びました。 24人、必ず最初に出れない13人がいる状況を初めて経験した彼等の表情は、忘れられないくらいたくさんの感情が見えました。 1本目、前回常盤公園で上級生と練習試合した時よりも、ボールが来る前の準備、そして優先順位がハッキリしていて、想像以上に特徴が出ていて驚きました。。。 得点シーンはありませんでしたが、中盤3枚(コウイチ・リキ・ソラ)の連携から良いボールが出てくるので、チャンスも何度か作れました。 コウイチが上がればリキが下がり、リキが上がればコウイチが下がる、そしてその前でソラがいつもフリーで待っていて、前を向いたら相手にとって一番嫌な選択をしてくれます。 関係性が抜群に良かったですね。 相手は、逆サイドへ展開してからのスピード縦突破からのクロス、がパターンでしたが、右のマヒロは完封し、左のジオンは相手が速く苦労するかと思いましたが、最後まで食らいついて少しでも動きを止めてくれるので、リョウガの完璧なカバーと相まって難なく。 リョウガはボールを持ったら顔を上げたまま運べ、判断出来るので、守備時もボールを観る時間を減らして奪えるようになって来れば恐ろしいですね。 また、普通は出れないクロスやコーナーキックのハイボール、上級生のゴツイ相手がスピードで抜け出してきた時でも、ヒロトの全く恐れない飛出しで何度もセーブしてくれて救われていました。 そして2トップのルイ・ワタルは共にチャンスに現れてシュートも打てましたが入らず。 ワタルに関してはFWへ転身したばかりなので、まだFWの動きや理解の部分は乏しいですが、話をすれば答えは持っていて、感覚はあり、何よりゴールにどん欲なので、必ず誰のシュートでもキーパーに詰めます、ここは続けて欲しい部分です! 右ウイングのケイトはサイドで張って待っているシーンが多くなかなかボールに触れず、でも、守備に関してのインターセプトの感覚と、ガッツリ闘える守備は上級生でも変わらず発揮し、マヒロと共に右サイドは制圧できていましたね。 最後はトウタ、左サイドで受けてからのドリブルの形を持っていて、顔もあげてプレー出来るし、常にゴールを目指しているので、1本目でいえば相手にとって一番の脅威になっていました。 なにより、試合中に私が全体に伝えている事をすぐに察知して、理解して行動に移せる部分に成長の素質を感じました。 失点については、自陣地で1vs1を仕掛けて失った流れからスピードに乗られ失点しましたが、彼の良さを『どこで』発揮するべきか?は今後伝えていきます。 2本目、外で相手の様子を観てからプレー出来る事は途中交代で入る選手達の特権であるという話をして、『相手のフォーメーションは?』という質問から、自分達のポジションと重ねて何をするべきか?を確認しました。 その全体像が見えた中で、いつ自分の個性を発揮するか?がとても大切になっていきます。 2本目の大部分の印象を与えたのは2トップのムネ・カズヒサでした。 なぜかカズヒサがボールを持つと観ている選手達から歓声が上がりますが、それは彼が持つと何かが起きそうな気がするという期待感の表れで、私も最初のセレクション時にその期待を感じた一人で、まだ少ししか経っていませんが、めちゃくちゃ伸びてます。。。 そして相方は2トップ向きのムネなので、ムネがリズムを作って、カズヒサが何かを仕掛けるという流れがすごく多かったですね。 その攻撃を支えたのがハヤト・リョウタの運動量豊富なディフェンシブボランチ2人。 とにかく守備の予測が素晴らしい二人で、互いに奪ったボールを逃がせるタイプなので流れを落ち着かせる事が出来て、そしてその緩に急を与えるのがトップ下のコウスケ。 まだ身体が出来上がっていないのですぐに倒されてしまったり、パワーが足りずエグいコースは見えているのにキックが届かなかったり、苦労していますが、攻撃センスはピカイチですので、ゆっくりいきましょう! ディフェンスラインではリュウキのダイレクトプレーが個人的にめちゃくちゃ好きで、まだキックミスは起きていますが、判断ミスは一度もしていませんので全く問題なし。 カバーリング能力も高く闘えるDFなので、リョウガと互いに高め合ってくれるでしょう! 左のシュントは、最初少し遠慮気味で、らしさを抑えておりましたが、25分間でみるみる本領発揮し、相手の逆を取りながら、目線でダマしながら攻撃参加が出来、ディフェンスながらゴールに直結するプレーが出来るので、攻守共に隙がない良い選手ですね。 GKのシュウイチロウは、流れを読む力と、キック精度でチームに安定感をもたらし、この日はあまり出ませんでしたがビルドアップも上手なので、そんな自分にもっと自信を持ってプレーしてもらえるようにチャレンジを続けてもらいます! 左サイドのユウショウは、本人「サイドでパスを貰いたい」というのですが、気付けば中でボールを受けにきてくれます。 それは流れの中では良い事で、個性的な動きをするので相手もマークがつきにくく、優先順位もしっかりしてきたのでパスも良い所を選んでくれていましたね。 右のユウセイは、想像以上に闘える守備には驚きましたが、サイドで待っているシーンが多くなかなかボールが受けれず、練習時に見せてくれる左足のスルーパスが今日は出ませんでしたが、ゆっくり特徴を伸ばしていきましょう! 2本連続でマヒロには出てもらいましたが、守備以上に攻撃面での『運び』、スピードを上げず、相手のいない方へスルスル進めるのでさらにらしさが出ていましたね! 3本目、全体へ向け、サイド・FWの選手に『まだキックが届かないからボールサイドに寄って来てほしい』と伝えた中で、コウタロウの良さであるオーバーラップは見逃さないよう伝えました。 練習時に相性の良かったムネ・ルイの2トップで挑みましたが、やはり相性抜群で、上の学年のフィジカルやスピードを受けないダイレクトプレーが多く翻弄し、互いにゴールとアシストをつけて帰って来てくれました。 3本目の選手達は特に、一人一人が個性でありストロングポイントを恐れず魅せてくれて、彼等の特徴を改めて見せつけられる試合になりました。 観ていてとてもワクワクしましたね。 そして4本目、選手達が思っている以上に25分2本は身体にきていて、疲労感も感じている中、ボランチの二人には、『攻撃参加もしてほしい』ということ、2トップは『二人は近く、ボールサイドにきてほしい』こと、サイドの選手には『ポジショニング』の話をして送り出しました。 0-2となり、なかなか攻撃へ移れなかった大きな原因としては、ダブルボランチがディフェンスラインに吸収されてしまい、トップ下の選手が下がって来てしまっていたことにあります。 3本目はトップ下でソラがずっとフリーで待てていましたが、4本目は2トップまでの選手間の距離が開き、ボランチ・両サイドが下がってしまったので、押し込まれ続けていました。 後ろを信じてボランチが一つ前で守備が出来る様になるまでに2失点してしまいましたが、リョウタが献身的に前に出ていく姿勢を見せてくれた事は嬉しかったです。 サイドの選手が多く、出場時間が少なくなってしまいましたが、互いに左右両方プレーし、改めてどちらの方がプレーしやすいか気付けたと思っております。 ハヤトはもう少し前でプレーしたいそうなので、違うポジションでもプレーしながら、適性を見極めていきましょう! 1発目にして長く書いてしまいましたが、、、24人いるのでお許しください。。。 練習試合・公式戦ともにブログは更新していきますので、興味がある方は観て下さい。 試合に出れない時間、ボールに触っていない時間、をどう過ごすか? ここの各自の意識が、この代の伸び代を決めていきます。 「スタメンじゃないから、、、」 そう思ってしまったらそこで成長は止まってしまいますので、一喜一憂せず、努力を続けてくれたら嬉しいです。 朝早くから大変お疲れ様でした!! 集合写真撮るの忘れました、、、 24人揃った時に撮ります。。。
by gsfc15
| 2023-04-10 14:31
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