横浜GSFC U-15

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2024年 05月 23日

5/18(土)U-14リーグvsイトゥアーノFC

5/18(土)
U-14リーグ第3節
13:30kickoff
@常盤公園

横浜GSFC6(3)-(0)0イトゥアーノFC
3分マヒロAルイ
17分ハヤトAコウスケ
29分オウンゴール(ルイシュート跳ね返り)

3分リョウト(ループ)Aムネ
12分カズヒサAユウセイ
36分ルイ

U-14リーグ3節目、怪我人、体育祭で数名いない中、チャンスを掴める選手がいるのか?
とても楽しみな一戦となりました。

確認事項は三つ。

【FWの受け方】
【サイドハーフの幅】
【奪った一本目のパス】

コウイチ怪我、リキが体育祭により、気持ちの入っていたハヤト、リョウタ。

リョウタはファーストプレーから判断が良く、普段起きてしまう『とりあえずタッチ』がなく、全てのタッチに意味を持たせる意識が見られ、課題であった自陣地から中盤以降の判断に間違いがなく。

ただ、点を取りたがっているリョウタの気持ちがゴール前では強く身体が反応して、力んでしまいシュートが枠に飛ばない。。。
「2タッチで打つイメージは持ってアップしていました」というリョウタに起きたプレーはこぼれ球のダイレクトシュートが多く、そこに対する準備は出来ておらず前後半含めて何度もゴールに向かいましたがゴールには関われず。

ハヤトは、公式戦に余裕が出てきたようで前回も「俺今日決めちゃいますわ」と言えるほどいつも通りリラックスしたプレーで、チャレンジするところと逃げるところの判断を間違えず、力みのないプレーから1ゴール。

クラブとして考えている【公式戦に出る意味】であり、効果とも言えますが、この緊張感というものをどれだけ楽しめるか?この公式戦経験値というものがどれだけ重要か?という部分で、ハヤトにとっては一つ大きな壁をぶち破ったように感じております。


また、ユウショウが体育祭により欠席のため、スタメンの可能性大という事実を知らないまま、スタメンを取りに練習から意識の高かったヒロキ。
一度平日練習で点を取ってから、『ゴール』に対してかなり自信を持って選択するようになっていて。

この日もロングシュートを3本ほど放ちましたが、今までのヒロキでは選ばなかった選択肢で、元々小学生時代からその可能性は秘めていたのですがやっと自信を持ってゴールを選べるようになりましたね!

ただ、それだけでなく、奪った1本目の繋ぎをこだわって届けようとする意思、縦斬りの意識、カバーの意識、後半すぐに疲弊して交代となりましたが、それほど集中してプレー出来ていた証拠です。

その全ての意識を、【当たり前】であり標準装備にする事が出来ればもっと精神的な疲労が軽減され、体力も持ちますので、引き続き、練習から、意識を持って。



面談を行っている中で、コウスケにはアップの話をして、『どんな準備が足りていないか?』伝えた中で、チャンスを掴めるか?楽しみにしていた選手の1人でした。

今日は相当気合が入っていたのはプレーをみれば一目瞭然で、普段スプリントしない場面でゴール前までフリーランニングを何度もする姿が見られ、「何かやってやろう」という意思は強く感じられましたが、同時に、普段からそれをやっていれば、、、とも思って見ていました。

結局その素晴らしいランからも、得意のドリブルからも、スルーパスからもゴールは生まれず。
ただ、狙い通りではなくともアシストになるプレーも一つ出て。

普段以上に頑張っていたことは間違いない。
けど、普段していないことは試合でも出来ない、ということを指導者としても改めて実感させられた35分間でした。

大事なのはここから。

その、死に物狂いでゴール前に走った回数、普段の練習から続けられるのか?
公式戦だから、練習だから、と差を出してしまうとそれは積み上がってはいきませんので、どのようにアップから意識を続けて行けるか?この、続けていけるか?がコウスケに一番必要な要素です。


ファーストゴールは、ルイが良い位置で受けて、タメて、る間に上がっていったマヒロのスピードを殺すことなく通したスルーパスから。

マヒロは幅の意味を体感として習得したようで、攻撃に対してのポジショニングが大きく変わりましたね。

能力が高いので、ポテンシャルで誤魔化していた部分もありましたが、最近はオフの部分でサボるシーンが攻守ともになく、良い状態でプレーするから、より彼の良さが目立つようになってきて。

また、常盤で苦戦していたクロスに関してもより丁寧にボールを見て蹴っている様子も見られ、彼なりに課題や苦しんでいる部分に対して向き合っている事が強く感じられる試合でしたね。

それでも、まだまだ伸びる要素はたくさんあるので引き続き体感してもらえるように促していきます。

攻撃だけでなく、守備面も絶好調でした!!


平日にコンスタントに点をとっていたワタルがスタメンを奪いましたが、今日も周りをたくさん見て、『自分が今何をすべきか?』常に考えて、【必要な場所にいる】という縁の下の力持ちなプレーを今日も発揮してくれました。

派手じゃないし、一見分からない部分かもしれませんが、彼の気の利く性格だからこそ生まれる最高の立ち位置であり感覚ですので、高く評価しています(たまにその持ち味を忘れますが。。)。

が、やはりその中で、平日に点をとってきたからこそのスタメンでした。
今日もチャンスは2度ほどあり、ゴールには繋がらず。
その、自分らしさを大事にしながらも、結果も出す。
そこまでいくのがワタルの課題。

そしてそして、前日にコーナーキックからヘディングでスゴいのを決めたリョウガ。

気持ちの入りすぎはご愛嬌。
いつも通り最高の守備から最高の攻撃へ。
ですが、CKになった途端、良い意味で『俺が決めてやる』と。
悪い意味で『力が入りすぎ』てしまい、マヒロの狙い澄ましたセットプレーはことごとく首を振ってしまい枠外。。。
コツは掴んでいるのでね、大丈夫です!

GKヒロト、何事も起きなかったような前半だったと思われるかもしれませんが、横からくるボールに対してのスムーズな声かけからの飛び出し、何事もなかったかのような難しいバウンドの繋ぎ、そして最高のファーストタッチから何度も正確に届けたマヒロへのロングパスと、安定感がハンパない。。。

何事も起きないように未然に防ぎ続けての無失点、完璧でした。



ハーフタイムで選手を入れ替えて、『誰が点を取るのか?』煽って送り出しました。

すると早速、リョウトが激しい球際から走り出し、そのボールをムネがリョウトへスルーパスを通すと、ドリブルで運んで、得意のループで4点目!!

平日になかなか反応が良くない日が続いていたムネが、後半入りから良い反応を見せていただけに、このゴールのリョウトへの評価以上に、ムネの練習での意識が気になってしまったゴールでした。

本人は気づいていないけど、波が大きい選手で、大きい波が100点だとすると、低い波が50点を下回るほど差が激しく、この差がどこまでなくなるか?が大事で、その為に、意識を忘れてはいけなくて。

練習から、頭を休む時間をどれだけ減らせるか?です。
ヒロキどうように、どれだけ100点の波を当たり前に出来るか?です。


リョウトの素晴らしいゴールは寡黙ながらも、言われ続けている【幅】と【サイドに広がる】という事を意識し続けてプレー出来てきたからこそのゴールで。

質問はあまりしてきませんが、想っている強さは間違いなくあって。
話せば自分の言葉で説明も出来るほど考えてはいて、でもやっぱり『今は出来ない』だけで、その意識を続けてきたから良い状態でプレーが始まり、得意のオフェンスで結果も出してくれました。
ただ、リョウトも気が抜けてしまう選手なので、どこまで【継続】出来るか?波を減らしてくださいね?

午前中の体育祭を終えて来たソラ、やる前から分かってはいましたが、いつもの『練習しすぎて疲れた状態』でのプレーは、大事なシーンで足に当たらないよく見るソラのプレーが多く。
でも、私はそういう選手が好きだし、分かっていてもその意思を評価したいし、そういう選手だから応援したくなるし、結果が出て欲しいと願ってる。
でもやっぱり心技体で、どこか一つでも欠けたら上手くいかないよなと。

もしかしたら、疲弊している身体でのプレーは重大な怪我に繋がるかもしれない。
気持ちは大切にしてほしいけど、そのリスクだけは忘れずに。


後半立ち上がりから、ヒロキ、ユウセイの右サイドが守備に追われ、なかなか右サイドでの攻撃が生まれない中、良さですよね。
12分にハヤトのパスに対してユウセイが恐れずボールに向かって球際で勝り前進すると、中にいたカズヒサに丁寧にパスを送り、カズヒサ待望のゴールは自信を持ったダイレクトシュート。

カズヒサのシュートは最近光ってます。
シュート練習でも何度もエグい軌道のゴールを見せていて。
でも、試合では自信を持って足をゴールに振れなくて。
『打ったら入るよ』この簡単なようで難しい事が出来なかったここまで。

今日は自信があったんでしょうね。
カズヒサ、そういうこと!!!
ゴールパフォーマンスもさすが。

後半はほとんどGKシュウイチロウが触る機会がなかったのは、本番にめっぽう強いリュウキの力は大きかった。

練習ではイメージ通りに出来なくて、守備で苦しんで、繋ぎも苦しんで、ただ毎回、公式戦になると誰よりも力を発揮するのがリュウキ。
リョウガはメンタル的な波がありますが、リュウキにはそれがない。
ここは本当に互いに高め合ってるなと感じる部分ですが、守備の出足の鋭さ。ビルドアップ。自信満々でしたね。。。

次節はリュウキとシュウイチロウに出番がたくさん回ってくると思います。

無失点で帰って来れるのか?楽しみにしてます!!


フルで行く予定だったシュントは、左右ともに安定感のある守備、からの左右で違う攻撃の選択肢。
日々シュントのために4バックもやってあげたい気持ちでいっぱいですが、今日は右サイドで一つ上がって行ってシュートまで持って行ってくれて、3バックだけど、こういう感覚を育ててほしいと考えているので、引き続き攻撃参加ガンガンしていきましょう!!



再交代については、『疲弊している選手』に交代を、『可能性のある』このままじゃ終わらない選手、を基準に出場してもらっております。

普通であればそのままシュントだし、疲れていると言ってはいたがハヤトはいけそうでした。


でも、『このままじゃ終われない』顔をしていた中で、可能性の感じたルイ・リョウガを投入。


この交代で何を観たいか?

一つ目はいつだって『成長』で、2つ目が『モッているか』どうか。

この機会をソラにはよく与えておりますが、逆境や、結果を出さなきゃいけない場面で意地でも一つパワーを使えるのかどうか。


最後の最後、心が折れかかっていましたが、踏ん張ってなんとか1ゴール奪ってきたルイ。

お尻は叩きましたが、それでも、点に関わるって本当に難しい事だから、やっぱりルイはモッてましたね。

出たがっていた選手は他にもたくさんいましたが(特にトウタ)、その試合での可能性という点において、この2人を選び、結果も出てくれて安心しました。



結果は6-0と快勝ですが、またまだこれから。

来週はいないメンバーも多く、試合に出てなかった選手も多く、どんな競争が起きるのか?

公式戦だけでなく、チーム内での競争を大切に、前回引き分けた相手との一戦をどう迎え、終えるか。


とても楽しみですね!!!

良い準備をしていきましょう。
大変お疲れ様でした!!!

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by gsfc15 | 2024-05-23 13:31 | Trackback | Comments(0)


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