横浜GSFC U-15

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2025年 06月 24日

6/21(土)U-14リーグvsFC Fujisawa

6/21(土)
U-14リーグ
vsFC Fujisawa
17:00kickoff
@松蔭大学湘南キャンパス

横浜GSFC1(1)-(1)2FC Fujisawa
セイスケAソウタ
失点(CK)

失点


テスト期間を経て、約1ヶ月ぶりの試合となりました。


前節のブログでも書いた通り、難しい試合になりましたね。


まだ10年しか観てませんが、テスト期間後の試合って勝てた記憶がないです。


それくらい、試合感ってモノがとても大事なんです。


数名はテスト期間を終えて、U-15の試合に呼んで試合経験を積んでもらいましたが、それでも5名のみ、そして1名怪我して出られず、、、



前日の練習で、テスト勉強から解放された選手2名が『明日試合たくさん出れますか?』と聞くので、「後半半分だけね」と伝えると不満そうに帰って行き、これもなぜかあるあるですが、そういった選手に限って遅刻してきたり、全く良いプレーが出来なかったりするんです。


そんな難しい状況の中で、彼らがどんなプレーをするのか?


そしてテスト明けの試合というのは、以前から取り組んでいた課題がどこまで習得されている?の確認になるので、そういった部分だけを観ていました。




試合は開始直後にしっかりコートを変えてきた絶好調のソウタからの最高のロングフィードでセイスケが裏を取りゴール。



人がいない中での練習で、右サイドでセイスケのこの裏抜けの形は何度も観てきたので必然的なゴールでしたね!


そして、その後全く同じ形がさらに2度あり、2チャンス目は風に負けて枠を外れて、、3回目はビビって横パスして潰れて、、、ここがこの試合のターニングポイントと言っても過言ではなかったですね。


外してしまうのはしょうがないというか、それはFWとしての宿命。


でもその次にビビって打たなくなってしまったらFWは点がとれません。



何度外しても、自信満々に打ち続けられる選手だけがストライカーになれます。




その後、相手の球際の激しさに、試合感なく苦しむシーンが増えてはいましたが、やられる気配はなく。



ただ、15リーグに呼んだハルのプレーがすごくシンプルなのが気になっていました。



風を受けていたのは前回この会場で行ったリーグ戦の時と同じ。



でも今日は、運ぶ事もなく、相手が追ってきたらすぐロングキックで逃げて、リスクなく、失点しないように、失点しないようにと、普通のキーパーであればそれでも良いと思いますが、私はハルを普通のキーパーだとは思っていないし、普通の選手で終わって良い選手だとも思っていないので、今日は自信がないようにみえていました。


失点はCKからフウト、ハル、相手の3人で競ったボールから入ってしまいましたが、このシーンも、ハルがいつもの永田中くらい大声でオッケーをかけていたらフウトは相手をブロックしに行って何事もなく0で帰って来れたと感じます。


本人、声は出したと言っておりますが、15リーグ同様に、声は出すだけでは意味がないに等しくて、相手に伝わらないとそれは出してるとは言えません。


声って、自信が無いと出ないもので。


勇気が無いと出ないもので。



この日、いつもなら声を出し続けてるであろうフウトがこの失点から全く声が出せず。



ハルの声も風でかき消され、ベンチで観ているイノセナが、「なんで公式戦でこんな静かなんだよ」ってボヤいてしまうほど、風の音しか聞こえてきませんでした。



これはU-15の選手にも伝えている事ですが、どんな状況でも100%で挑むからそこに成長が生まれるという話。



声を出すだけで良いプレーが出来るなんて思ってません。




ただ、雰囲気ってすごく大事だと思ってて、負けそうな雰囲気、やられそうな雰囲気、外から見ててすごく感じるんですね。



『この雰囲気、この流れはやられるよー』っていう時はほとんどやられます。


それって、どちらにしても声なんです。



私が声で、『やられるよー』っていうだけでまず不安になるし、それを伝える時ってもうすでに中で声がなく確認作業も怠っている状態であるからで、そう伝えたときこそ、『やべーぞ』ってみんなで声出して確認し合わないと乗り越えられないもので。



それがサッカーにおける流れっていうモノですが、それを壊すのは、【ゴール】か【声】しか無いと思っています。



でもゴールってそんな簡単じゃないです。


0-2で負けて落ち込んでいる時に返した1点って一気に勢いが出てきますよね。


でもそのゴールが生まれなければ一生お通夜状態で、何もなく終わってしまう。



2年生より3年生の方がゴールの気配が薄いから、彼らには声で流れを変えるよう伝えています。



2年生は急なゴールで活気づける集団ではありますが、やっぱりこういうテスト明けの難しい展開の試合では、波が来ないまま最後まで終わってしまいましたね。



それを誰が声で壊しに行くのか?
誰がバカになって雰囲気を変えに行くのか?



上手いとか下手じゃなくて、ムードメーカーってやつです。



その能力は、チームの雰囲気を変えて、チームに勢いをもたらして、チームの流れまで変えてしまい、チームの勝利の可能性を上げてくれます。



現状、それをやってほしいのはもちろんソウタ。



ただ、彼はプレーで引っ張っていくタイプなので、どちらかというと【声】ではなく【ゴール】で流れを変えてほしい。


現状、それが出来るのは、ハルとフウト。




だからこそ、この2人に元気ない時は流れが引き戻せないって感じてます。




ハーフタイム、ハルがグローブを投げつけて、泣きそうになりながら悔やんでいて(ちょっと曽谷にもキレてましたね?)、その雰囲気を観て、フウトも下向いてるし、やっぱりチームのみんながまだ1-1なのに負けてる雰囲気になって。


ムードメーカーの役割って本当に苦しいけど、自分がどんなに上手くいかなくても、どれだけミスをしても、チームがどんな状況でも、悔しいけど、苦しいけど、過剰に振る舞い、雰囲気を決して壊してはいけない。


自分からムードメーカーやります!なんて言ってないけど、フウトとハルの人柄が自然とその役割を担うことになってます。




後半は特にテスト明けの選手が多く、より難しい中で、ただ全くやられる気配はなく進んでいましたが、最近のケイゴなら無かったミスから失点し、これがテスト明けの難しさっていう一発をくらい1-2。



その失点の少し前から、ハルが切り替えて『このままじゃ終われないので出してください』と懇願してきて、いつものハルがそこにはいたので、ケイゴには申し訳ないタイミングになりましたがハルを投入。





試合はそのまま1-2で敗戦となりましたが、勝ち負けだけが全てじゃなく、この日起きたたくさんの事柄は彼らを強くする為に必要な経験となって、来週のリーグ戦でこの想いをぶつけてくれるでしょう。



長くなりすぎて書ききれてないヒロトやカナタ、ダイナにリク、そしてリュウシンの話はまた先で。



来週は大丈夫。


みんなで良い雰囲気つくって、勝ちに向かいましょう。




大変お疲れ様でした!!!

6/21(土)U-14リーグvsFC Fujisawa_a0109314_09394357.jpeg


by gsfc15 | 2025-06-24 08:31 | Trackback | Comments(0)


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